井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

北海道の樹木ウォッチング・ツタ1

2022年12月16日 | 日記

ツタの樹形1。ブドウ科ツタ属。
落葉つる性木本で、先端が吸盤になった巻きヒゲで岩でもコンクリートの壁でも攀じ登る。
常緑のツタはウコギ科のもので、古くなると木のように太くなるところから「木ヅタ」と呼ばれる。
木ヅタに対して落葉性のツタは「草ヅタ」ではなく、単に「ツタ」と呼ぶ。
ツタの樹形2。
ツタは金網のフェンスでも攀じ登るのが得意。
キヅタ(ウコギ科)は常緑で冬も葉をつけているので「冬ヅタ」とも呼ばれるが、落葉する「ツタ」は「夏ヅタ」とも呼ばれる。
ツタの樹形3。
ツタは大木の幹、樹皮も攀じ登る。
これだけツタの葉が多くなると、攀じ登られた方の樹が何であるか分り難くなる。双眼鏡などで枝先を観察して、「葉の形からポプラだろう」と推定することになる。
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