
イタヤカエデの樹形。カエデ科カエデ属。
暖帯~温帯の山地に生える落葉高木、樹高は15~20mにもなる。
北海道にも結構多いから亜寒帯にも分布するということになる。
枝を拡げて屋根をつけたように雨を遮るところから「板屋かえで」と名付けられたという。

イタヤカエデの冬芽1。
頂芽には頂生側芽を伴い、側芽は対生につく。
芽鱗は3~5対、縁には短い毛がつく。葉痕は三日月形~V字形。

イタヤカエデの冬芽2。
普通頂芽をつけるが、時に花序をつけた枝先が枯れ落ち、仮頂芽となることもある。
写真の左の枝では枝先が枯れ落ちているが、右の枝では落ちずに残っている。
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