ヤマグワの雄花。
ヤマグワは雌雄異株。花序は新枝の葉腋につき、開葉と同時に開花する。
4個の雄しべが目立つ。
ヤマグワの雌花。
雌花序も雄花序同様、新枝の葉腋につく。花柱が長く、柱頭は2列する。
養蚕用に栽培される「マグワ」の花柱は左程長くなく、その点で見分けられる。
ヤマグワの果実。
多数の花が花序につき、その果実がかたまって一つに見えるのを「多花果」といい、「くわ果」とも言われる。果実は緑色から赤を経て黒く熟す。長い花柱が残存するのが特徴の一つ、食べられる。
白や茶色の果序は結実不良で「粃(しいな)」である。
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