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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

同じハンノキ属ながら違った面をもつミヤマハンノキ

2011年01月31日 | 日記
ハンノキ属には、「ハンノキ」のグループと「ヤシャブシ」のグループとがある。ミヤマハンノキはハンノキの名がついているが、「ヤシャブシ」のグループで、ケヤマハンノキとは違った性質を示す。



ミヤマハンノキの冬芽です。カバノキ科ハンノキ属。
雄花序の冬芽が裸出しているのはケヤマハンノキと一緒だが、ケヤマハンノキと違って雌花序の冬芽は裸出していない。葉芽と一緒になって混芽となっている。



ミヤマハンノキの開花です。
雄花序が下垂し、雌花序が直立するのはケヤマハンノキと一緒ですが、雌花序の葉の付き方が違います。葉と一緒に開いてきたのが分かります。



ミヤマハンノキの果実です。
果実はケヤマハンノキと似ています。葉の形はケヤマハンノキとはっきり違います。ケヤマハンノキは欠刻状の重鋸歯を持つ円形ですが、ミヤマハンノキの葉は先のとがった楕円形です。
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