井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

外来種ながら札幌の街になじんできているアカナラ

2011年03月17日 | 日記
道庁前のアカナラ並木、北大キャンパス・クラーク像脇のアカナラの樹など、札幌の街に結構なじんできている。



アカナラの冬芽です。ブナ科コナラ属。
アカナラは「赤楢」で、英名はレッド・オーク。ミズナラよりは柏に似ているというので、「赤柏」とも呼ばれる。
頂芽と頂生側芽を持つところはミズナラやカシワに似るが、葉痕が丸っこいことや、側芽が頂芽に比べて小さいところなど、違いもある。



アカナラの芽吹きです。
新葉の赤いこと、これが「レッド・オーク」の名前の由来でしょう。この赤い新葉、ほんの一時のことなので見逃しやすいが、中々の美しさである。



アカナラの紅葉です。
アカナラの紅葉の美しさについては、「続・日本の樹木」(辻井達一)にも紹介されている。残念ながらその美しさを写真に収められていない。「レッド・オーク」の名前の由来、紅葉の方が本命でしょうか。
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