
ツタウルシの冬芽。ウルシ科ウルシ属。
軟毛を密生させた裸芽、2枚の未開の葉からなり、副芽を伴う。副芽は主芽に問題が生じたとき働きだす。
ウルシ科の植物は主に熱帯・亜熱帯に分布し、ツタウルシは最も北で生育する。
南方系樹種の冬芽は芽鱗を用意するに至らず、裸芽となる事が多い。

ツタウルシの芽ぶき。
樹木の芽ぶき、野草の芽出しはしばしば赤く色づく。
これは幼い葉を紫外線から守るUV対策であるとされる。

ツタウルシの葉。
ウルシ属の多くは奇数羽状複葉で、ツタウルシのもが3出複葉となる。
頂小葉は左右対称だが、側小葉では主脈の外側が広くなり非対称。鋸歯はなく全縁。
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