井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

樹木ウォッチング冬から夏へ310ミツバウツギ1

2017年10月12日 | 日記


ミツバウツギ。ミツバウツギ科ミツバウツギ属。
高さ2~3mの小高木。葉や果実には特徴があり同定も難しくないが、落葉時には見分けるのが難しい。
ミツバウツギ属は1種のみであるが、同科には「ショウベンノキ」という変わった樹がある。枝を切ると臭気のある樹液を出すことから「小便の木」と呼ぶのだという。



ミツバウツギの冬芽。
冬芽は球形で先がややとがり対生につく。
葉痕は半円形で隆起する特徴があり、同定に役立つ。



ミツバウツギの葉。
葉は3出複葉が対生につく。
小葉は長卵楕円形で先は長く尖って、縁には芒(のぎ)状の鋸歯がつく。
枝の髄がウツギ同様空洞であるり、3出複葉であることから「三つ葉空木」と呼ばれる。
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