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ハウチワカエデの芽吹き2。カエデ科カエデ属。
ハウチワカエデの冬芽には葉芽と混芽とがあり、こちらは花序を含む混芽の芽吹き。
内側の芽鱗は伸び出してピンク色の托葉状になり、やがて落ちる。花序を枝先に付けその基部には2枚1対の葉をつける。
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ハウチワカエデの葉。
ハウチワカエデの葉は対生につき、掌状に9~13に浅裂~中裂する。基部はハート形で縁には重鋸歯がつく。
全体的に丸く大きいところから天狗のは羽団扇に見立てて「羽団扇かえで」と名付けられた。
学名(種名)のjaponicumはハウチワカエデが日本の固有種であること示す。
全体に円い葉であるところから「メイゲツカエデ」の別名もあり、英語名もFullmoon maple(満月のカエデ)となっている。
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ハウチワカエデの花序。
ハウチワカエデは雌雄同株で一つの花序に雄花と両性花をつける。
花序は複散房花序で有花枝に頂生する。
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