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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

ウドにも似ていてセロリにも似るオオハナウド

2012年01月05日 | 日記
北海道の大型セリ科植物として開花期が一番早いオオハウド。



オオハナウドの芽だし。セリ科ハナウド属。
芽出しの姿がウドに似ている。ウドに似ていて花が美しいところから「花ウド」と呼ばれ、北海道産は大型だから「大花ウド」となる。全体に毛が多いので見分けやすい。
ウドは山菜の王ともいえるが、オオハナウドもセロリ(同じセリ科)に似た香りと味で、れっきとした山菜である。



オオハナウドの花序。
葉は3出複葉で林縁に生える。花は複散形花序で、花期は5~7月、大型セリ科では一番早い。



オオハナウド、花のアップ。
花は周辺花から咲き始める。周辺花の外側の花弁が大きくなり、放射相称ではなく左右相称となる。
雄しべの葯は開き活性化しているが、雌しべはまだ活性化していない、雄性期である。
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