
タネツケバナ。アブラナ科タネツケバナ属。
オオバタネツケバナが多年草であるのに対してタネツケバナは越年草。
タネツケバナは「種漬け花」で、この花の咲く頃をめどに田植えの準備として「種もみ」を水に漬けるところからその名がつけられたという。
タネツケバナ同様、羽状複葉だが「オオバ」のように頂小葉が特別大きくはならない。
葉に辛味があって「タガラシ」の別名もあるが、タネツケバナに限らずオオバタネツケバナにも辛味はある。

ミチタネツケバナ。アブラナ科タネツケバナ属。
ヨーロッパ原産の帰化種で、道端や空き地を好む2年草。
花期にも根生葉は残る。(タネツケバナの根生葉は花期には消える)。茎葉な無いか、小型のものが1~2枚つく程度。

ハナタネツケバナ。アブラナ科タネツケバナ属。
近年道東の湿原で発見された湿地を好む多年草。
花は白で、若干ピンクを帯びるものもある。花茎が長く伸びてシダのように大きく切れ込む葉をつける。他の植物に混じり、全体像の写真は難しい。
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