井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

対生タイプのネコノメソウ属

2011年05月21日 | 日記
ネコノメソウ属、対生タイプの代表はネコノメソウで、北海道では他に2種見られる。



チシマネコノメソウです。
葉は対生です。対生タイプ代表のネコノメソウは雄しべ4個だが、チシマネコノメソウは8個。(ネコノメソウ以外は全て8個。萼片は緑色で開出する。



チシマネコノメソウ、その2です。
根出葉が束生してロゼット状となり、花時にまで残る。花茎は暗紅色または淡緑色で、葉は1対を対生するか、もしくは葉をつけない。



マルバネコノメソウです。
葉は対生。根出葉は花時には残らない。チシマネコノメソウに似るが花茎には白毛が散生(写真でははっきりしないかもしれないが)し、それで「チシマ」区別する。
苞は緑色で、茎葉とほぼ同形。
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