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井伊影男の植物観察

植物の生き方の不思議さ、彼らのたくましさ、したたかさに触れる。しかし、観察者が井伊加減男だからなあ。

手稲山北尾根で見つけたキヨスミウツボ

2015年07月31日 | 日記


キヨスミウツボの芽だし。ハマウツボ科キヨスミウツボ属。
短い根茎から多くの茎を立ち上げる。
ハマウツボ科の仲間は葉緑素を欠き、他の植物(アジサイの仲間が多いという)に寄生する。



キヨスミウツボの開花。
茎の先に筒状の葉を数個つける。
「ウツボ」は「靫」で矢を入れる器、花の形からその名がついた。「キヨスミ」は千葉県清澄山のことで、ここで発見されたことでその名がついた。
清澄の名をもつ植物、種子植物ではギボウシ、ミツバツツジがあり、シダ植物にも4種ほどある。
東京大学の演習林があるところから植生調査が徹底されたからと考えられる。



キヨスミウツボの花。
茎の先に筒状の花を数個束ねた形でつける。
花は白から黄色に変わり、「黄筒花(おうとうか)」の別名がある。
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1 コメント

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助かります (ハウスのおっちゃん)
2015-07-31 06:59:45
何時もお世話になります
恥ずかしい話ですが
読めない漢字(植物用語など)が多く有りまして
今日の様に振り仮名を書いて頂きますと
助かります
漢字表記は植物の事がわかって
大変勉強になりうれしいので
お手数ですが
これからもお願いいたします。
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