ミヤマキンバイ1。バラ科キジムシロ属。
亜高山~高山のやや湿った草地や礫地に生える多年草。地下茎を伸ばし、所々で花茎と葉をだす。
メアカンキンバイ同様、高山性のキンバイ。この株は大雪山・赤岳産。
ミヤマキンバイ2。
葉はメアカンキンバイ同様の3出複葉。小葉はメアカンキンバイと違って鋸歯縁となる。
この株はオロフレ山産で、大雪山産のものとは印象が若干異なる。
ミヤマキンバイ3。
黄花の5弁花で「キンバイ」、メアカンキンバイによく似るが、径が20mmほどで若干大きい。萼片と副萼片とはほぼ同形の狭卵形。
ミヤマキンバイの学名(種小名)は「マツムラエ」。メアカンキンバイは宮部金吾博士に献名されたもにだが、ミヤマキンバイは松村任三博士に献名されたもの。松村任三博士は150種以上の新種を発見し、新しい時代の植物学の基礎を作り上げたと言われる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます