ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

南禅寺

2021-12-03 20:49:30 | 日記
 永観堂のついでに南禅寺にも寄ろう。南禅寺は臨済宗のお寺。


三門 「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな」と言った舞台。上に登ることができるようで、後で登ろうと思ったら、拝観受付時間を過ぎていて見られず。残念。私も絶景を堪能したかったな。

水路閣 疏水は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路。滋賀県大津市で取水され、南禅寺横を通り京都市東山区蹴上迄の区間。疏水の工事は1885年に始まり、1890年に竣工した。レトロ感がたまらない。




南禅寺のお庭を見る。もしかしたら、方丈、小方丈、六道以外は名称が間違っているかも。

方丈庭園 小堀遠州作 石を横たえているので「虎の児渡し」と呼ばれる。


小方丈庭園(如心庭) 解脱した心を表す。私は、方丈庭園より小方丈庭園が好み


六道庭 六道輪廻の戒めの庭。六道輪廻とは、天上・人間・修羅・畜生・餓鬼・地獄の六つの世界を我々は生まれ変わり続けるという仏教の世界観のこと。


龍吟庭 涵龍池


華厳庭 垣根は南禅寺垣というらしい。


鳴滝庭 右に見えるのは大硯石


還源庭


山に陽が当たって、美しかった。

紅葉を堪能していたら、あっという間に時間が過ぎてしまった。今から行っても、「畠山記念館の名品」展に間に合わない。前期に行ったから、よしとして、畠山はあきらめることにした。
 塔頭寺院も多く、今度はゆっくり見学したい。そして、三門にぜひ登りたい。
 




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永観堂

2021-12-01 23:42:00 | 日記
 「畠山記念館の名品」の後期展示を見に行こう。その前に、永観堂で紅葉を見よう。

 京都地下鉄 蹴上駅下車。徒歩で永観堂へ。通り道に素敵なところが。


インクライン インクラインとは、標高差の大きい二つの水路の間の輸送を容易にするための装置。琵琶湖疏水は京都と大津間の船の輸送を用途の一つとしていたが、落差の大きい場所は船が運行できないので、台車に船を載せて上下させるインクラインで運行していた。全長582mの世界最長の傾斜鉄道跡。


蹴上ねじりまんぼ レンガ造りのトンネル。その上には琵琶湖疏水(びわこそすい)が通り、船を運んだ傾斜鉄道、インクラインがある。「ねじりまんぽ」とはレンガの組み方で、大きな負荷に耐えられるよう、通常のレンガ組みと違ってねじらせた形で組み上げていくもの。

 南禅寺の前を通り、永観堂へ。



浴室 当時の浴室はサウナのようなものだったとか。

 永観堂は、浄土宗のお寺。御本尊は、「みかえり阿弥陀」 正面から見ると横を向いているが、右横に回るとお顔の正面を拝見できる。
 禅林寺は、真言密教の寺として始まる。その後、永観(ようかん)律師が大きく禅林寺を発展させた。永観律師を慕う人から いつしか永観堂(えいかんどう)と呼ばれるようになる。
 

多宝塔


唐門 天皇の勅使が通る門。前にあるのは盛砂。ここの上を歩くことで勅使が身を清めたらしい。

さすが紅葉がきれいです。











黄金の紅葉も見事

急に思いついて行ったので、臥龍廊や悲田梅、三鈷の松など見どころを気付かずに通り過ぎる。うぅ、残念。


左側に天使の梯子が。ありがたや、ありがたや。


無料で三鈷の松葉を配っていたのでもらう。普通、松葉は2本だが、3本ある。クルクルと巻いて、お財布に入れておこう。





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