ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『事件現場清掃人が行く』『チュベローズで待ってる AGE32』

2018-08-24 22:31:06 | 
 台風は、すごい風だった。風の音がうるさくて、夜中に目を覚ました。幸いにも被害はなかったからよかったが。
 今朝、交通機関が乱れていたので、職場へは歩いていく。職場へ着くころには、Tシャツは汗まみれ。首には関ジャニ∞のジャムのツアータオルを巻いていたので、「ライブ帰りみたい」と言われる。
 大変だった。

 夕方のテレビで天王寺動物園で手の消毒についてレポートしていた。すると、ジャムのツアータオルを首にかけたエイターさんがインタビューに応じていた!こんなところにエイターさん♡ なんか嬉しい。

『事件現場清掃人が行く』 高江洲敦 飛鳥新社
 自殺、孤独死、事故、殺人―死んだ人の後始末を1500件以上請け負ってきた著者。血と体液と虫にまみれた部屋で、死者の無念さに涙し、呆然とする遺族を慰める。誰も近づきたがらない特殊な死の現場から、生の悲哀を見つめた衝撃のノンフィクション。
 黒く遺体の体液が浸み込み、人型が残った畳。遺族に引き取りを拒否された遺書。筆者が遭遇した事件現場にビックリしながら読んでいたが、徐々に筆者の事件現場清掃に対する姿勢に頭が下がる思いがした。孤独死を防ぐためには、挨拶、なにかしてもらったら「ありがとう」とお礼を言うことが大切と筆者は言う。「ありがとう」と言われることによって、自分の居場所を見つけることができる。その言葉が重い。

『チュベローズで待ってる AGE32』 加藤シゲアキ 扶桑社
 2025年。ゲーム会社に就職した光太は、気鋭のクリエイターとして活躍しながらも、心に大きな喪失感を抱えていた。そんな彼の前に、再び現れたチュベローズの面々。折しも、不気味な女子高生連続失踪事件が世間を騒がせ、光太が心血をそそぐプロジェクトは大きな壁にぶつかろうとしていた。そして、光太がたどりついた10年前の恐ろしくも哀しい真実とは―
 『AGE22』がおもしろかったので、期待して読んだのだが・・・。はて?う~ん、なんだかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする