ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『涙香迷宮』

2016-08-19 21:43:07 | 
 アスティとくしまで開催される関ジャニ∞リサイタルのチケットが届く。この席はどのへんなのかな?去年のリサイタルのチケットを見たら、なんとブロックが一緒だった。ということは、エイトたちが乗ったトロッコが近くを通らない席かな?う~ん、いい席だといいな。バスチケットの予約も取ったことだし、楽しみだな。前日からホテルに泊まりたかったが、ホテルが取れないから、当日出発。台風とかで本州・淡路島・四国をつなぐ橋が渡れなくなったら困るから、天気がいいことを祈る!

『涙香迷宮』 竹本健治 講談社
 明治の傑物・黒岩涙香が残した最高難度の暗号に挑むのは、IQ208の天才囲碁棋士・牧場智久! いろは四十八文字を一度ずつ、すべて使って作るという、日本語の技巧と遊戯性をとことん極めた「いろは歌」四十八首が挑戦状。そこに仕掛けられた空前絶後の大暗号を解読する。
 るいかちゃんという女の子が出てくる話かなと思って読んだら違っていた。るいこうという人の残したいろは歌の暗号を解く話。この黒岩涙香という人、私は知らなったがすごい人らしい。外国小説を数多く翻案し、「ああ無情」「巌窟王」などもそうらしい(題名がすばらしい)。
 暗号となっている「いろは歌」は、いろは48文字を一度ずつ、すべて使うもの。「いろはにほへと ちりぬるを・・・」もその一つ。それを48首以上も意味の通った美しいいろは歌を作ったなんて!作者はすごいの一言。(竹本健治さんが作った物ですよね!?)そのいろは歌の一つは逆から読んでも意味が通る歌になっていたりするので恐れ入る。
 でも、私には、いろは歌を旧かなつかいで読むのが大変だった。連珠など意味がよくわからなくて、読み飛ばしたところもあった。すごいと思うが、私にはハードルが高かった。



コメント
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