ささやかな幸せ

SUPER EIGHT、本、美術鑑賞、俳句、お茶が好き!
毎日小さな幸せを見つけて暮らしたい。

『いつかの人質』『いちまき』『プラントハンター西畠清順』『ゆうかんな猫ミランダ』

2016-03-14 21:33:19 | 
 3/12放送「サタデープラス」の録画を見る。長めの髪にパーマをあてている丸ちゃんが好きな私は今の姿がツボ。しかし、血管が若返る春の鎌倉旅でみせた姿は、おなかが ややぽよ~ん・・・。ジャニーズならば、腹筋は割れていてほしいなあ。「世界一簡単なパン教室」の紹介のときに、「パーン」のギャグを丸ちゃんがしてくれる。これを見て、喜んだエイターは多いだろうな。

『いつかの人質』 芦沢央 角川書店
 12年前、誘拐された宮下愛子。愛子は、命に別状なく家に戻ったが、失明してしまう。そして、再び愛子が誘拐された。犯人として12年前の誘拐犯の娘・優奈が浮上する。優奈の夫・礼遠は、失踪した優奈を追うが・・・。
 始めの誘拐の場面から一気に引き込まれて、ページをめくる手が止まらなかった。しかし、細かいところでいろいろ引っかかることがあるし、登場人物の気持ちが理解できない部分がある。それでも、どうなるんだと思って、勢いで読んでしまった。

『いちまき ある家老の娘の物語』 中野翠 新潮社
 亡き父の遺品整理をしていると、曾祖母・みわの遺した手記を見つける。なんと、曾祖母は家老の娘で江戸桜田門外の上屋敷で生まれたという。それがきっかけで、中野翠はルーツ探索の旅に出ることになる。
 「そんなことがあったのだ」と思う。しかし、あちこちへ中野さんの思いがとんでいくので、私には読みにくかった。

『プラントハンター西畠清順 人の心に植物を植える』 NHK取材班編 小学館
 NHKスペシャル「地球を活け花する ~プラントハンター 世界を行く~」の取材記
 やはり、本職が書いているので読みやすい。写真も多いし。

『ゆうかんな猫ミランダ』 エレナー・エスティス作 津森優子訳 エドワード・アーディゾーニ絵
 舞台は古代ローマ。猫のミランダは、蛮族に襲われて火の燃えさかるローマの街をくぐり抜け、何十匹ものみなしごの子猫を連れてコロッセオに逃げ込む。そして、ミランダはライオンと取引をしたり、何十匹の犬と対決したりと大活躍。児童書。
 作者は、『百まいのドレス』『モファットきょうだいシリーズ』のエスティス。絵は、『チムシリーズ』、ファージョンの挿絵で有名なアーディゾーニ。これで、おもしろくないはずがない。ミランダの機転や心配りがすばらしいし、ミランダの娘で甘えん坊のプンカが成長していく姿がいい。私は、ライオンとの取引の場面が好きかな。肝っ玉母さん猫のミランダがすごい!おすすめ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする