生涯いちエンジニアを目指して、ついに半老人になってしまいました。

その場考学研究所:ボーイング777のエンジンの国際開発のチーフエンジニアの眼をとおして技術のあり方の疑問を解きます

その場考学との徘徊(42) 都内のさくら巡りのバス旅(その3)

2018年04月06日 07時47分33秒 | その場考学との徘徊
その場考学との徘徊(42)       

題名;都内のさくら巡りのバス旅(その3)
場所;東京都 テーマ;満開の桜    
作成日;H30.4.2 アップロード日;H30.4.6
徘徊日;H30.3.29
                                                       
10:00東京駅出発→隅田川クルーズ→乾通り→高輪桜まつり→目黒川→17:00東京駅

Ⅲ 北の丸から目黒川まで

14:15 北の丸公園の駐車場を出発、靖国神社方向への坂を下る。渋滞のために、首都高速越しに車窓からの千鳥ヶ淵の桜を再び楽しむことができた。




バスは、そこから再び日比谷通りを下り、品川の高輪プリンスホテルに向かった。

道中は、結構長い。まるで都心巡りのはとバスだ。先ずは、国会議事堂前を通過。「議事堂の周りには、桜もたくさんありますが、中はあれにあれています」とガイドさんの説明。



続いて、国立劇場前を通過。ここの桜も見事だった。



さらに、今朝通った日比谷から御成門を通過し、品川駅を通り越し、有名な三菱の迎賓館のわきで第一京浜国道を左に分岐して、立体交差をくぐった。大型バスだとこんな遠回りをするのだ。

ようやく、高輪のプリンスホテル玄関についた。ここでのパンフレットの説明は以下。


⑤ 高輪桜まつり


『高輪桜まつりは約20,000平方メートルの日本庭園に咲く20種類、約230本の桜を堪能できるイベントです。この機会にぜひ日本の春に触れてください。』
バスが着いたのは、宴会場の入り口。以前勤めた会社の株主総会が行われる「飛天」の間の案内が目に付く。一旦館内に入り、廊下伝いに庭園にでた。やはり、場所が場所だけに、高層ビルに囲まれていて狭苦しい感じは否めない。それでも、池の風情がなんとか雰囲気を保っている。








日本庭園には小さな観音堂があり、周辺には灯篭などがあり撮影スポットになる。しかし、狭いことはいかんともしがたい。縁台でのお花見を楽しむカップルも、これでは寛ぐことはできないだろう。桜は、散り始めており、せせらぎが桜色の斑点をつけていた。





15:15 プリンスホテルを出て、目黒川に向かった。
 実は、このコースの桜は、以前に一通り見た記憶があるのだが、わざわざ予約をしたのには理由が二つあった。第1は、天気予報があまりにも好天続きを予想していて、桜の満開の日に合わせられそうなこと。第2は、うっかり広告を読み違えてしまったこと。「墨田川と目黒川の桜クルーズ」と読んでしまったのだ。目黒川をクルーズできるのはありがたい。どこまで遡れるのかはわからないが、神田川クルーズがあるのだから、結構上流まで行けるのではないか、などと勝手に思いもんでしまった。勿論、申し込んですぐに気が付いたのだが、キャンセルするのもおっくうで出かけることにしたのだった。

⑥ 目黒川桜回廊散策

パンフレットの説明は以下。
『東京最大級の桜回廊『目黒川桜回廊散策』(中目黒付近)約3.8km・830本の桜並木が続く、都内最大級の桜回廊。桜に包まれる景色が大人気!桜散策に最適なコースです。』

相変わらずの満員電車状態。変わったのは、皆同じような細長いグラスを持ちながらの散策。桜色をしたシャンパンのように見えるのだが、さて本当の中身は何なのだろう。





川面に散った花びらが、そろそろ溜まりだしていた。すぐに本格的な桜吹雪が見られることだろう。人波をこじ開けての車の侵入も多く、長居は無用で、早々に退散した。




天気に恵まれた一日だった。暑くて上着を一枚ずつ脱いでは、バスの車内に置いていった。そんなことができるのは、貸し切りバスの強みだ。ただ、降車も乗車もほとんどが道端で、急かされるし、場所によっては、停車も禁止なので、バスが来るまで道路わきで待たねばならない。周辺では、車も人も迷惑なことだろう。観光立国のインフラは、まったくなっていないといった方が良いように思ってしまった。観光地ばかりではなく、市内観光がゆっくりとできるインフラを整えられるのは自治体だけで、観光協会などができることではない。


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