半島でつぶやく韓国ネタ

韓流、嫌韓といろいろ聞こえてきますが、こっちで暮らしながら私自身が感じる韓国・韓国人のちょっとした話をつぶやきます。

イッキ

2011年03月06日 22時06分21秒 | Weblog

たまにいいのがあるから韓国映画はあなどれません。
一週間くらい前にこれ見ました。

 

 

「イッキ」って映画です。「苔(こけ)」ですね。
わたし的には久しぶりに面白い韓国映画を見たって印象でした。
ま、スリラーです。ジャンルとしては。

カン・ウソク監督、ジョン・ジェヨン、パク・ヘイル主演…つことで、
「シルミド」とか「公共の敵」とか、
結構ヒットしたヤツ撮ってる監督さんなんスね。(どっちも見てないけど…)へへ

 

漫画原作なんすね。
韓国漫画の原作って珍しいんじゃないかなー
しかも現在も連載続いてるそうです。

原作が長編だと映画化したときに大体無理ある展開になったり逆にスカスカになったり、
わたし的にはあまりいい印象ないんですが、
これはどうなんでしょうかね…原作読まなきゃ分かりませんが。

だけど一遍の映画としてはなかなかまとまってた気がします。
少々中だるみもあったのは否めませんが。

 

 

お話はとある特異な人物の死から始まります。
その息子であるヘイル君扮するヘグクが20年ぶりに父親の元に…
まあ、遺体を引き取りにやって来ると…

ってな感じでいかにも思わせぶりな始まりであります。
ネタばれとか考えるとあまりストーリーには触れられませんが…

日本人が見たら結構設定とかに疑問を感じるんじゃないかなーと見ながら思ったのですが、
長年、韓国に住んでいて70~80年代の頃の韓国の色んな噂話聞いてる人たちにとったら、
結構ありな設定であります。念のため

その頃の韓国ってほんとにやばい時代だったみたいです。
世渡りとは、「どうやって他人を騙していくことか」みたいな社会というか…
実際、今富豪になってる人たちって大体は昔かなりやばいことやって来てるそうじゃねえですか…
みたいな、ま、…なんつかあんまり書くとまずいかな…みたいな。 … てへっ

って日本で公開するのかな… これは是非して欲しいなー

 

 

そして上映時間2時間43分なんスよねー。
でもそんなにメチャ長かったーという感じはしませんでした。

 

ジョン・ジェヨンて人は初めて見たけどなかなかインパクトある役者さんですねー。
ヘイル君のほうは「殺人の追憶」とか「グエムル」とかで知ってたけど…。

しかしヘイル君、
いいなー。なんかお気に入りの俳優に入って来ちゃいそうですよ。
演技が自然なんですよねー。そして真に迫ってる。
こういうスリラーものだと特にはまっちゃうんですよねー。ヘイル君て。

ユ・ヘジンもいい味出してたー。
まあ、この人の場合この味で勝負してる役者さんですが。
最近、売れてます。
あと実生活での恋人がセクシー女優(死語スよね)のキム・ヘスつのが話題でしょうか。

そしてホ・ジュノ!
フケたなーという思いが終始頭から離れなかったー!
色んな作品に出てるので日本でも割りと知ってる方多いと思いますが、
ホント年取りましたよ、この人は。

 

ま、見て損はしないと思います。
こっちでの評判もまずまずじゃないでしょうか。
少なくとも私の周辺では圧倒的に「面白かった」派が大多数でした。