あーあ、キムチがまずい。
いや本来キムチは漬物の域を越えた素晴らしい食物であります。
しかし何だ?最近出回っている工場で作ったキムチは?!
あれは絶対にキムチじゃない。別の食品です。
工場キムチは少し前も寄生虫で騒がれていましたが味も最悪です。
あんなモンがキムチのわけない!あんなモンがキムチのわけない!
絶対、絶対、絶対違うんだもーん!…と取り乱すほどに。
本当のキムチ…。それは甘く芳醇な香り、
食欲を促す適度な酸味、十数種類の食材を使った豪華さ、
更にそれらが統合されてひとつの味として完璧なハーモニーをかもし出している…。加えて栄養満点、まさに第一級の発酵食品なのです。
しかし…。そういう真のキムチに出会えることも日常で本当に少なくなりました。
たまに田舎料理の店なんかにふと入ると…出ます。
まさにキター(゜∀゜)--!て感じです。
もうキムチだけ食べて帰ってもいいと思うほどに。
「このままこのキムチだけ食べていたい…」。
そんな声が脳内を駆け巡る。
ご飯?本当に美味しいキムチはご飯やなんやは要らないのです。
独立してもはやそれ自体内で完結しているのです。
アア、美味しいキムチが今、無償に食べたい…。