6歳の娘が何か他のことをしています。
「アニメ見るー(PCで)」と言い出す前にブログ更新。
韓国にも日本のアニメは入って来て地上波でもケーブルでもたくさん放映しています。
そして家には日本で買ったDVDやら何やら色々ありますから、
その中のいくつか(というか殆ど)は日本語版と韓国語版と両方見る機会があります。
娘は6歳ながらバイリンガラーなのでどっちも楽しめるのですが同じアニメでも、
「日本語のやつみるー」です。
理由を聞いてみると、「韓国語のほうはつまらない」。
おいおい、同じプリキュアじゃないかーと思って更に詳しく聞くと、
「何か面白さが違う。音が違う」。
ちょっと検証してみたくなって見てみました。
日本語のほうは大体娘と一緒に見てるので韓国語のほうを。
…うーむ。確かにつまらん。
見ていて時には涙させる程のなぎさのガッツ、
ほのかの情熱が全く伝わって来ない。
それに確かに音も違います。
効果音やBGMが少ない気がします。
効果音と声優の声と別トラックじゃないのかな。
とにかく迫力が全くないです。
もっとも家のPCはオーディオ・インターフェイスを通してステレオ・セットに繋いでるので、
確かにテレビの小さなステレオ・スピーカーとは音質も違うでしょう。
だけどそれだけじゃありません。
声優の気合の入れ方が違うのです。
韓国バージョンでは子供向けにとシリアス・ストーリーでも、
「あまり感情入れないで」録音しているのです。
…あーあ、「子供向け」の意味を取り違えてるよー。
残酷な描写やセクシャルな表現、
インモラルな内容を入れないことなんかが子供向けな訳で、
真剣さ、シリアスさをカットするのが子供向けに作ることじゃないんだよー。
大人が真剣に取り組んで真剣に作るから子供にも感動を、
勇気を与えることが出来るんだよー!
なぎさが、「こんな小さな子まで…絶対に許さない!」と泣きながら訴えるから子供達は命の大切さを学ぶんだよー!!
ほのかが、「ポルンは絶対に私たちが守る!」と泣きながら叫ぶから子供達は友情や家族愛の意味を感じ取るんだよー!!
まだまだですな。この国は。へのつっぱりはいらんです。