まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

懐かしい淀川

2006年03月26日 | Weblog
礼拝後、体調をくずしているS兄を訪ねる。地下鉄の太子橋今市駅で下車、歩いて豊里大橋を渡る。淀川を眺めていると、子どもの頃が彷彿と思い出された。豊里大橋付近の河川敷は整備されていて、グランド等が多くあり、駐車場も整備されていた、わんどもなく昔の面影はほとんどなかった。少し西の方の工大付属高校(旧摂南工業高校)裏あたりは、葦等が繁茂しているように見えたので、その辺りは、わんどがあり昔の面影を残しているかもしれない。葦原には、せっか、よしきりが鳴いていて、何か侘びしい感じがした記憶がある。機会があれば行ってみたい。子どもの頃は、夏は、魚つりや土手で、きりぎりすを獲ったものである。わんどには大きなどぶ貝(からす貝)が獲れた。秋には、かすみ網で野鳥を獲った。秋に渡ってくる「かしらだか」という雀を少し細長く大きくした鳥が多く獲れた。こがらも獲れたこともあり、うずらも棲んでいた。工大高校の東側に広場があった。ある時、鳥もち竿を持って、やんまのギーネン(交尾している)を追って端から端まで競争したが、ほとんど速度は同じ位であったが、ついに捕まえることが出来なかった口惜しさが思い出される。心配したS兄は思ったより元気相であったのでほっとして帰路につく。帰りの地下鉄の千林大宮駅についた時も、昔を思い出した。当時、大宮町に住んでおり、暇さえあれば千ぶら(千林の闇市をぶらぶらすること)をしたこと、商店街の入り口あたりに小鳥やがあり、そこで鶏も売られていて、今日はどの種類が置いてあるかと楽しみであったのが強い印象である。こうして昔のことが次ぎから次へと思い出すのは、年を取ったからだろうか。 . . . 本文を読む