世の中の二乗>75の二乗

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エンターテインメント

2009年11月11日 23時05分53秒 | Weblog
「七人の侍」を見る。
さすが名作。
わあわあと思うようなシーンがいっぱい出てきた。
菊千代が半鐘を鳴らして百姓をからかうとことか、久蔵がすっと敵のとこから鉄砲を盗って帰ってくるとことか、利吉の嫁がぎゃあと叫んで火の中に引き返すとことか、猥談をして農民の士気を高めるとことか、七郎次が島田勘兵衛に誘われて二言もなく「はい」といった顔なんて最高にカッコよかった。
映画の冒頭に農民を良民と書いてある箇所があったけど、
ちゃんと農民の黒い部分もさらけ出してる映画だったのがよかった。
この農民たちの汚さとかおびえ方とか卑しさとか徒党の組み方とかは今の俳優にはなかなかできるものじゃないと思った。
侍のうち、誰かが死んでも戦いを優先させて死を悲しむことをことさら大げさに描いてないのがよかった。
ちゃんと女も主人公たちも戦いで死んでいくのがよかった。
みんなよく走っていてすごいなあと思った。
勝四郎にはちゃんとイライラさせられた。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
七人の侍は (みゆみゆ)
2009-11-12 10:52:03
マイベスト映画の一つです。
いいよねー。面白いよねー。
くわを持って野武士に近づいていくおばあさんの顔が忘れられません。
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実は (75)
2009-11-12 12:46:22
ほめましたが、
好き嫌いでいうと
私は「羅生門」「乱」「まあだだよ」のが好きです。
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まじですか (みゆみゆ)
2009-11-14 00:25:24
黒澤映画は、生きると七人の侍しか見たことがないです(´Д`)
これを機会に、見てみます。
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ぜひ (75)
2009-11-14 06:21:45
好みにあうかどうかは別ですが
どれもそれぞれいいです。
ぜひ。
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