世の中の二乗>75の二乗

話せば長くなる話をする。知っても特にならない話をする。

大いなる田舎

2005年03月22日 15時27分43秒 | Weblog
この前の帰省ではそれに合わせて東京観劇ツアーを組んでぴょいっと行ったから、今回の帰省では地元名古屋の観劇ツアーを計画していた。
といっても、時期があってて見たいなと思うものがあったら見に行こう程度の思いで、実際今日になって初めてウチのパソコンで劇団・劇場を検索しだした。
唖然とした。
あまりにも無くて。
まず、今公演をうっている劇団数が文句無く少ない。それはこの都市にしてこの数?というくらいの劇団数の少なさにも関係する。HPを作っていない劇団が多い、のかもしれない。でもこの時代においてHP無し、HPのアップ無しってそれはちょっとなめ過ぎだろうとも思う。
そして、劇団HPがびっくりするくらいアットホームだ。それは全然褒めに値するものではなくて、なんか、内へ内へ仲間仲間した言うなれば村社会的な匂いしかしないHPだらけだ。鳥肌がたった。よくもまあ、こんなところで姉、演劇の芽が出たなぁと。生えたはいいが、その芽がそれこそそういう村社会的演劇のものでない保証はないわけで。本当に生まれた土地の環境とは恐ろしい。
黒テントとか、少年王者館とかはさっさと別のところへ行って有名になってるし、姉が高校の時にこいつ、うさん臭いなと思ってた人は名古屋若手劇団のトップクラスにいる感じだった。ぞっとした。ここじゃ、芝居うつのこえぇ、と思った。
青年団と五反田団が企画を引っさげて名古屋公演をするみたいだった。ラーメンズも名古屋にやってくる。当の名古屋はと言えば、相変わらず演劇といえば劇団四季とか宝塚だと思ってる子たちが横行しているらしい。大劇団も東京・大阪公演、福岡・京都公演はするけど名古屋飛びと言われているように名古屋公演は飛ばしてきた歴史がある。
多分、需要でも供給でも名古屋=演劇いらないという図式が成り立っちゃってたからだろう。
ここででてくるのが、大須にある七ツ寺共同スタジオ。
70年代に建てられて名古屋のアングラ演劇を引っ張ってきた劇場。
すっごいぼろくて小さくて汚いけど、大須っていう場所も姉は好きだからココ好きだ。何度か、それこそ2、3回しか行ってないけど。
ホント、ここくらいしか所謂小劇場っていう劇場ないのよ。
名古屋なのに。名古屋だから。
昨日の大泉君を見ているようだった。
どうした大泉君、なぜMEGUMIなんどに言いたいほうだい言わせているんだ、水曜どうでしょうの君はどこへ行った?あんなにばしばしカメラに映しちゃいけないものを映してきた君はどこへ行った?どアップの君、毛穴の君はどこへ?
ああ、名古屋よ、やっぱり今は君と和解はできない。
これ、寺山風?

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2 コメント

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そういえば・・・ ()
2005-03-22 20:08:53
今日のお昼は味噌カツ定食。

美味かったよ。
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おお!崎さんじゃないですかぁ (75)
2005-03-23 01:11:16
でしょ?

味噌美味しいでしょ?

言ってやってよ、シアホリーズに。

やつら味噌の美味しさを全然わかってないから。

「味噌入れる必要あるの?」とかぬかしやがりましたから。
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