祝！ぽん子！！

いまさらながら、私はかの二組のご夫妻の今後の幸せを祈って止まない。
一組はもうテレビでガンガン放送されているほどの超人気ラブラブ夫婦である。
昨夜も花嫁自らが新婚初夜の一部始終を電波にのっけて暴露していた。
もう一組は私が婚姻届の「見届け人」欄みたいなところに判を打った夫婦である。
昨今も二人仲良く、輪抜け様なんぞに行って無病息災を祈願してきたほのぼの夫婦である。
さて、もうご存知ですね。
最初は森山中、大島と放送作家、鈴木おさむ夫婦である。
次はシアターホリック主宰、松島寛和とぽん子（仮名）夫婦である。
この二組を私が強くプッシュするのにはわけがある。
それはひとえに、面白い、という言葉に尽きる。
この夫婦、夫婦というコンビ結成と共に最高に面白くなっていっている。
いや、そしたら俺だけじゃあ面白くねぇみてぇじゃねえかよ！と大島にも松島にも怒られそうだが、まあ、待て、ご両人、と言いたい。
確かに、君たちは単品でも面白い。
でもしかし、ぜんざいは塩を入れれば甘みが増すのと同じように、君たちにも良き伴侶という一つまみの塩があって、初めてそのうまみが引き立つんだよ。と。
そしたら、鈴木氏やぽん子嬢にあたしゃ、塩かい！亭主女房の引き立て役かい！と怒られそうになってきたので、まあ、待て、待ってくれ、話を聞いてくれ、と言いたい。
いやいや、たかが塩と思い召さるるな。塩は人体にとって命の源。あなた方なしでは、生きてゆかれぬ小さい奴らじゃぁありませんか。あんじょうよろしゅうみたってくだせえ。ささ、もう一献。
両者のご機嫌をとりながら、あたしゃ、やりてババァかい！とつっこみいれながら、こんなことして笑いをガシガシとっていこうとするこの夫婦が私は大好きであります。