友達と本の話をしていて、最近、桐野夏生の本を
3冊ほど読んだ事を話したら、コレ読んでみたら!?と
貸してくれたのが真梨幸子の『殺人鬼フジコの衝動』だった。
桐野夏生は特に好きな訳でも無いのだが、立て続けに
3冊も読んだ。3冊目の「東京島」は、
とっても気色悪い作品だった。
『殺人鬼フジコの衝動』や『東京島』のような
後味の悪い小説の事を「イヤミス」と呼ぶのだそうだ。
読後にイヤ~な気分になるミステリー、略して「イヤミス」だ。
桐野夏生も確かにそうだし、湊かなえも後味が悪い。
他には沼田まほかるも、かなりイヤミス度が高いようだが、
私は読んだ事が無い。
『殺人鬼フジコの衝動』はタイトルからして気色悪いが、
読んでみると、これがなかなか面白くて、
グイグイと引き込まれる。
一体この先どうなるんだろ…気になって仕方が無いのだ。
そして、やっぱり後味は最悪。
賛成!
今、池井戸潤にはまっているけど
苦しみの末、勝つ!
後味いいです
スッキリするって言うか、清々するっていうか、
自分では出来ない事を、正攻法でやってくれるから
嬉しいのです。
今日、図書館から予約確保のメールが
来ました。
次借りる本は、池井戸潤!