![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/4f/1a0338b7a635a9ff83b97a5228797747.jpg)
バプテスト病院下の登山口から、登り始める。
小さな流れを遡って行くと、道は二つに分かれる。
どちらから行っても、同じところに出るのだが、
瓜生山は帰りに通る事にして、右の道を行くことにする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/f0/09d2567d4ed95939e9e55869c5f5c9c3.jpg)
稜線に出た。
登山道は、小さなアップダウンを繰り返しながら、
比叡山に向かって上り坂だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/f6/e0f5bff24935a55fdd8ce8255cd85e53.jpg)
色づき始めたカツラの木が綺麗だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/76/f085df212cffaa2fb18c780a582e5a70.jpg)
大鳥居に到着。
殆どの登山者は、比叡山の方へ向けて歩いていくが、
私は反対側の坂を登り、比叡アルプスに向かう。
大鳥居をくぐって、地蔵谷へ下る道は、不明瞭なので
行かない方が賢明だ。
治山林道の方は、単調な道だが、ドライブウェイから、
東海自然歩道へとつながっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/fc/3ab7dbcbd2d034ae0fc77f9d71ace53b.jpg)
大鳥居からは、左下の方に音羽川の水音を聞きながら
の登りだ。
比叡アルプスへの分岐点は、標識も何もないので、
非常にわかりにくい。
何度来ても、やっぱり良くわからない。
これまで、何度も道に迷った。
支尾根に入って行き止まりになったり、
谷に迷い込んでガケをよじ登った事もあるし、
そのまま直進して一本杉(ドライブウェイの途中にあるホテルの方)
まで行ってしまった事もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/5b/4a3c5cfcda5f4ed72499a1b711f72669.jpg)
分岐点からは、風化した花崗岩のヤセ尾根を下っていく。
しばらく下ると、送電線の鉄塔が建っているのだが、
目印の筈の鉄塔は、樹木が生い茂っていて、展望が効かないので、
鉄塔の下まで来ないと、道が合ってるかどうか
わからず…何度来ても、不安だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/8d/2a1d11859b272b2c0981130c0e950bd4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/84/0899f8ee360aba0090624589a090ffcc.jpg)
比叡アルプスの登山道は、ほぼこんな感じ。
所々に岩があったり、ザラザラの急斜面を下ったりだ。
登山者とすれ違ったりすることは、まず無い。
一周トレイルの標識には「比叡アルプス」の名前が書かれているのだが、
気に留める人は居ないようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/7f/07146b9d522d0ff2a2f0c35b60b373c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/55/020d9cc1deb8b3c6e104a072eb8d4803.jpg)
ここにあっても、それほど嬉しくない
「アルプス」と書かれた道しるべ。
出来れば、分岐点と、鉄塔の手前にもつけて貰えたら
有難いのだけれど…
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/2e/a3d4dae923c30b900afb07e22bed69e7.jpg)
地蔵谷まで下りてきた。
このまま流れに沿って下っていくと、ラジウム温泉に着く。
温泉まで行けば、1時間に1本程度ではあるが、路線バスがある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/43/61febafdc1f0c4d3f8bc2728f0452c89.jpg)
こちらから登る場合は、トレイル道への分岐点から
少し上流の右側(上流の方を向いて)に登り口がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/46/5ce51af49b9b5105fc7e2b7398c4ae1b.jpg)
ラジウム温泉には向かわず、稜線へ登り返す道を行く。
トレイル道までは5分ほどの登りだ。
東山のバックヤードには、小さな流れが数多く存在している。
市内から見たら、壁のように見える山も、裏側は小さな尾根や谷が
無数に存在し、それらの谷のひとつ、ひとつに
小さな流れがあるのだ。
比叡山の南部から大文字山の北部は、花崗岩の山で、
これ等の流れが運んだ白い砂は「白川砂」と呼ばれ、
古くから神社仏閣などの庭園にとっては
必要不可欠なアイテムとして珍重されてきた。
山の中には、石切り場の跡も存在し、
北白川界隈には今も石材屋が多い。