ビーズうさぎのハナちゃんです!!

日々の生活、山登りや釣り、ドライブなどをアップします。ここの所、巨樹めぐりがメインですが!(汗)

福島県二本松市、国指定天然記念物杉沢の大スギです!!

2016-12-02 07:07:58 | 巨樹・大木
杉沢地区は、二本松市役所の東南東約18kmのところ、田村市境にあります


国道349号線の東側に良く整備された公園のなかにです


国道を入っていると、所々に案内板が出ていますので迷うことはないでしょう

大スギが見える場所に駐車場があります

国道脇の大杉入口です

杉沢の大杉です

岩代國天然記念物の大きな石碑です

ふくしま緑の百景の可愛い石碑です


北西側から

説明版です
   国指定天然記念物
     杉沢の大スギ
      昭和18年8月24日指定
     根元の周囲22,65m、目通り幹周12,6m、樹高約50m、推定樹齢約600年
    といわれる。
     樹勢はなお旺盛で、杉の巨樹として有数のものである。根元より9m辺りから枝幹が数
    本分かれ、並行しておびて樹姿すこぶる見事である。幹のわかれに幣帛を納め、神木とし
    て信仰し、樹皮は産婦に霊験あると信じられている。また、この木が女に化して伊勢参宮
    したとの伝説もある。
     寛永20年(1643)二本松藩主丹羽光重が領内を巡検して、杉沢の大スギと名付け
    たという。杉沢の名もこのスギによる。
     なお、推定樹齢1000年ともいわれてる。
                         二本松市教育委員会



北側から



北東側から



東側から



南西側から


木道がぐるりと回って、大切に保護されています

  お杉さんの伊勢まいり
    今から千年ほど昔、京の都から陸奥めざし旅をしていた精顕という若者がおりました。
    杉沢の里を通りかかったとき、美しい娘に想いを寄せられ、精顕もこの美しい娘「お杉」に
   心を奪われたふたりは夫婦になりました。
    京の都に落ち着き楽しい日々を過ごしておりましたが、「お伊勢参りが一生の願い。」とい
   うお杉の願いで、伊勢参りに出かけました。お杉は杉の木立を懐かしそうに見まわしていまし
   たが、こんどは「杉沢の里に帰りたい。」と・・・
    杉沢の里に戻った精顕とお杉は、子宝にも恵まれ幸せな日々を過ごしておりましたが、精顕
   も年老いやがて亡くなりました。お杉は、その亡骸を杉の木の根元に葬りました。その時から
   お杉の姿は消えてしまいました。
    美しい娘のお杉は、実は、「杉の精」の化身だったのです、だから、今でも杉を守り、さわ
   やかな緑の風を吹き続けているのです。
    この物語は、「あだち野のむかし物語」1-⑥に掲載されています。
                      安達地方新しい旅実行委員会

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