お釈迦様の日が数年ぶりに日曜に重なった4月8日に行った鎌倉長谷の光則寺、アップが遅くなりましたが花御堂や海棠(かいどう)と境内に咲いていた花などをご紹介します。
境内に咲いている花を中心に使って作られた「花御堂(はなみどう)」です。
例年でしたら、満開のカイドウ(海棠)とのコラボレーションで一段と華やかなのですが、今年は1~2分咲き。
それでも、愛らしいピンクの蕾が花御堂と競演。綺麗でした♪
バラ科リンゴ属で、中国原産の落葉低木です。
光則寺のカイドウの木は樹齢180~200年と言われ、鎌倉で一番の長老です。
毎年たくさんの花を咲かせ、訪れる人々の目を楽しませています。
例年5月10日頃に花を見ることができましたが、今年はどうでしょう。
ヤマアジサイの季節の始まりを告げるコアジサイの開花が楽しみです。
紅色の葉が鮮やかな「オオバベニガシワ(大葉紅柏)」、別名「オオバアマメガシワ(大葉赤芽柏)」です。
トウダイグサ科オオバベニガシワ属、中国原産の高さ2~3mになる落葉低木です。
雌雄同株で、4月ごろ新しい葉を出すとともに開花しますが、花弁はありません。
真ん中の画像が雄花で、古い枝に多数がかたまってつきます。雄しべは8本で円形状に並び、反り返っています。
右の画像が雌花です。長さ2~3センチの穂状花序につき、柱頭は3つに分かれ、赤い糸のように見えます。
オオバアカメガシワの足元に毎年生える「バイモ(貝母)」、別名「アミガサユリ(編笠百合)」です。
ユリ科バイモ属で、中国原産で日本へは薬用植物として入ってきたそうです。
別名のアミガサユリは、花を下から覗いた姿から付いたものだそうです。
毎年ここに薄紫色の花を咲かせるので、春の楽しみのひとつです。
( 2012年4月8日撮影 鎌倉・光則寺 )
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