長々とお付き合いいただいた4月7日撮影の舞岡公園の花たちですが、今日で最後になりました。
最後は普通にどこででも見ることができる花たちですが、精一杯の姿を見ていただければうれしいです。
「ジゴクノカマノフタ(地獄の釜の蓋)」というちょっと怖い別名を持つ「キランソウ(金襴草)」です。
シソ科キランソウ属で道ばたや庭のすみ、山麓などに生える多年草です。
同じ仲間にジュウニヒトエ(十二単)があります。
葉は紫色を帯びることがあり、葉の脇に長さ1cm程度の濃い紫色の花を数個つけます。
花が淡紅色の“モモイロキランソウ”という品種があるそうですが、まだ見たことはないので、一度見てみたいと思っています。
画像で見るとオオイヌノフグリに見えますが、オオイヌノフグリと同じゴマノハグサ科クワガタソウ属の「タチイヌノフグリ(立犬の陰嚢)」です。
定規を持ち歩いているわけではないので大体ですが、花径は2.5㎜~5㎜程度のうっかりすると見過ごしてしまうほど小さな花です。
ユーラシア、アフリカ原産の2年草で、明治の中ごろに気付かれ、現在は各地に広がっているそうです。
茎は直立(たぶん、ここから名前の“立”が付いたのではないでしょうか)して、10~30㎝になり、上部の葉の脇に青色の花を1個つけます。
どなたもご存知、どこででも見ることのできる「ホトケノザ(仏の座)」です。
シソ科オドリコソウ属の2年草です。
別名の「サンガイグサ(三階草)」は、扇状円形の葉が段々につくことからだそうです。
公園を出たところの、元は畑だったような空き地にホトケノザとペンペン草が一面に咲いていました。
2年前に栃木で、肥料として植えられていた畑の景色を懐かしく思い出しました。
(2010年4月3日 栃木県さくら市で撮影)
ケシ科キケマン属で、やや湿ったところに生える2年草です。
鎌倉でも少し日当たりの悪いところで、今の時期見ることができます。
この紫色のが一般的ですが、裏高尾では花弁の先だけが紫で、残りが白くなった「シロヤブケマン」や全体が完全に白くなる「ユキヤブケマン」を見ることができます。
http://hamujiro.2.pro.tok2.com/g2009_08_index.htm
http://hamujiro.2.pro.tok2.com/g2010_06_index.htm
( 2012年4月7日撮影 横浜・舞岡公園 )
今回の写真を拝見しました。
最近私は小さい花の見分けがわからなくなりました。
花と名前です。ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、ムラサキケマン、その他紫色の小さな花はたくさんありますね。
私、頭が老化したようです。
ハム次郎さんの頭ってすごいですね。私、ごちゃごちゃしています。(笑)
一面に咲いているとみごとですね。小さい花でも。
先日、はるるさんがblogを始められてから1年が経ったんですね。
お祝いの書き込みを、、、と思っていたのですが、
たくさんの方々からの書き込みに出遅れてしまい、
書けず仕舞いになってしまいました。
ごめんなさいね。
そして、2年目のblog運営と撮影を楽しんでくださいね。
ムラサキケマンの白、良く見つけましたね~綺麗でしょう♪
blogにアップされるのを楽しみにしています♪♪
>私、ごちゃごちゃしています。
うふふ、実は私も…です。
特にわからなくなってしまうのが、ヒメオドリコソウとホトケノザ、
いつも頭の中で“???”グルグルまわっています。
それに他にも見分けにくい花がたくさんありますので、家に帰って図鑑やネットで確認が常です。
それでも見分けられないこともしばしば。
そんなときは「○○○かな?」とか「名前がわかりません」と書いて、
助け舟がきてくれるのを待つことにしています(笑)
花は気楽に楽しめばいいのだと思いますよ。
たぶんはるるさんも私と同じ、花たちを撮ることを楽しんでおられるのだと思いますから。。