今日はハコベの仲間をご紹介
(トリミングして拡大してみました)
ミミナグサ(耳菜草)
先日、小仏川沿いの遊歩道で出会ったのをご紹介しましたが、
瀬上市民の森でも確か初めて…(今まで見逃していたのかもしれませんが)
花弁がごくわずかにピンク色を帯び、桜の花びらのように割れているのがとても可愛い♪
特に4~6枚目は可愛すぎるサクラ様
ハコベ(繁縷)
春の七草として食用とされ、小鳥の餌としても使われる身近な花です
花弁は5枚ですが、根元から2つに分かれているので、ちょっと見には10枚に見えます
雄しべと雌しべが接近しているので、虫が来なくても自然に受粉して実を結ぶ知恵者です
葉や茎が鮮やかな緑色のを「ミドリハコベ」、
茎が赤みを帯びるのを「コハコベ」という種類もありますが、
一般的には両者を区別せずにハコベと呼んでいるそうです
ノミノフスマ(蚤の衾)
小さな葉をノミの衾(夜具)に例えたもの
花弁は長さ7ミリほどで、ガク片よりも長く、基部近くまで2裂します
畑のふちや荒れ地などに生える1~2年草です
ツメクサ(爪草)
細い三日月形の葉が切った爪を思わせることから付いた名だそうです
花の直径は3~4ミリの極小サイズ、花弁は可愛い卵形です
ウシハコベ(牛繁縷)
花はハコベと同じく5枚の花弁が深く裂けて10枚に見えますが、
雌しべの先が5つに分かれていることで分かりやすいです
( 撮影日:2021年4月25日 )