ピンク系の花を集めてみました
ジロボウエンゴサク(次郎坊延胡索)
今年も見られるかと期待をしながら昨年咲いていた場所へ…
昨年よりも10日ほど遅かったのですが、ひとつだけ残っていました
細々とでもなんとか残ってくれると嬉しいのですが(^^;
ムラサキケマン(紫華鬘)
咲いているのを見るとついつい撮ってしまう
さすがに花は終盤で何となく花色が濃い目でしたが、
中央の花弁の中にかくれていた雄しべと雌しべをみることができました
私の好きな山と渓谷社の図鑑「美しき小さな雑草の花図鑑」には
『 絶妙なからくり仕掛けの花です
4枚の花びらのうち上下2枚が大きく、上の花びらは後方にでっぱっています
左右2枚は中央で握手するようにして合わさっています
中央で握手している花びらを下にぐっとおすと、雄しべと雌しべが飛び出してきて、
ハチの体を介して花粉の受け渡しをします 』
と書かれています
アメリカフウロ(亜米利加風露)
昔から身近な野の花のゲンノショウコ(現の証拠)に似て全体に一回り小さく、
道ばたや公園などいろいろなところで見かけます
雌しべと雄しべは咲く瞬間から接していて自家受粉を完了させます
それに対してゲンノショウコは、雌しべと雄しべの熟す時期がずれているので、
虫に花粉を運んでもらわないと実ができないのです
キツネアザミ(狐薊)
花が秋の花アザミによく似ていますが、花期は5~6月
道ばたや田畑、空き地などで意外に普通に見られる2年草です
舞岡公園では畑だった空き地で見られ、綿毛が飛ぶ様子は一見の価値有りです
トウバナ(塔花)
花期は5~8月と長く、やや湿り気のある田の畦や道ばたに生える多年草です
瀬上市民の森では探さなくても見つけられる花♪
ナワシロイチゴ(苗代苺)
瀬上市民の森に向かう途中の交差点の植え込みで、
毎年サツキに上で繁茂しています
花弁は開くことなく、花弁の先から雌しべが伸びあがって顔を覗かせ
花弁が脱落後に雄しべが見えるようになります
果実は直径約1.5センチの球形で、6月の苗代の頃に赤く熟し食べられます
一度食べようと思いながら、まだ一度も食べられずにいます
ハコネウツギ(?)の蕾
赤い縁取りがきれいでしたので、おまけでアップ
( 撮影日:2021年4月25日 )