浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

安倍内閣支持率

2014-09-10 13:48:21 | 政治
 安倍改造内閣を明確に支持しない国民は、たった30%だそうだ。

http://d.hatena.ne.jp/news-worker/20140910/1410305311

 きちんとみれば悪政ばかり。原発再稼働、武器輸出解禁、戦争をする日本への転換など、かぞえあげれば切りがないほどだ。しかしそれでも、安倍内閣の支持率は50%を上回るようだ(『毎日』は低い)。

 「アベノミクス」で少し景気がよくなったかのような宣伝で、それを信じているのか。

 『東洋経済』7月26日号を最近購入した。その特集は「『21世紀の資本論』が問う 中間層への警告」。「中間層」が「中間層」でなくなる(日本では、総貧困化だそうだが)具体的事例が載せられている。全体的にも、子細に見れば、給与が上がっても、可処分所得は増えていないはずだし、中間層が下層へと剥落しているという数値はかなり以前から指摘されている。年金生活者は、生活レベルを下げているのが現実。

 そういえば今日の『中日新聞』に、TPP関連の官僚の出張費が総額で3億5千万円(2013年7月~14年3月)であったという記事が載せられていた。

 国家財政が厳しいという報道がなされ、多くのお人好しの国民は、それなら消費税アップも仕方がないと思っているようだが、しかしその税金を費消する官僚や政治家は、節約なんかまったくしていない。それが上記の数字にも現れている。

 それでも国民の半数以上は、安倍政権支持か。ため息が出てしまう。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 沖縄・辺野古 | トップ | 「昭和天皇実録」の社説 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事