『日刊ゲンダイ』に、「岸田首相は誰に寄り添っている?」という記事があった。そんなことは言われないでも、日々の政治ニュースを見ていれば、政府や自治体が財界や産業界、さらには創価学会などの宗教団体のための政治を展開していることは明らかである。多額の税金をそういうところに注ぎ、彼らにパーティー券を買ってもらい、政治家に税金を環流させる、そういうシステムをしっかりと構築しているのである。それでも、選挙民が自民党や公明党に投票することに、私はある種の絶望をいだいている。
ちなみに、その会食に参加した財界のメンバーを報じている雑誌があった。
能登の被災者のことなんか、キシダの頭の中にはないのである。もちろん、庶民のことも眼中にはない。