浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ことばを判断する

2024-07-01 08:28:22 | 政治

 雑誌の『地平』の特集は、「ことばの復興」である。

 ネット、SNSはじめ様々な媒体で、ことばがいっぱい流されている。電車に乗っても、街を歩いていても、人びとはスマホをみつめている。何を見、何を読んでいるかは知らないが、おそらくそこには様々なことばがあるだろう。

 ネットを見ていても、政治家もアナウンサーもことばを発している。ところが、そのことばに重みがない。ことばに附随しているはずの実体、さらには感情もない。だから心を打たない。

 とりわけ、政治家のことばは空虚である。空虚なことしか話せない者が政治家になっている。そのなかでも、あの安倍晋三はひどかった。空虚だけではなく、そこに大きなウソが入っていても、彼へ平気でことばを発していた。

 それと同じような人物が、現東京都知事小池百合子である。選挙公約に「ゼロ」を掲げたが、ほとんど実現していない。しかしそうであっても、彼女は平気である。彼女は空虚である。何もないから、何でも言えるのだ。彼女にあるのは、上昇志向と利権、それだけである。利権の一つ、三井不動産に税金を流し込む、そしてその一部はみずからに環流される。

 彼女の口からでてくることばやうそ、すべてのことばは実体はなく、ただ投票してくれる人びとの歓心を買うだけのもの。選挙が終わったら、それらのことばは消えていく。

 庶民は、実体のあることばと空虚なことばを判断できなければならない。そうでないと、日本は利権漬けの腐敗国家となってしまう。今でも腐臭を放っているのだから、もうこの段階でストップさせなければならない。

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本は「最貧国」? | トップ | 景色 »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

政治」カテゴリの最新記事