マイナンバーカードの普及に、河野デジタル大臣はじめ政府は躍起になっているが、わたしはつくらない。マイナンバーカードとマイナ保険証の違いも、わたしは知らないが、マイナンバーカードが国家による国民監視・統制・動員の手段になると考えるから、つくるつもりはない。
しかしマイナ保険証をつくらせるために、政府は2万円分のポイントをあげるからつくりなさいと政府が宣伝したら、多くの国民はそのために列を作った。
そして東京都は、「018サポート」というバラマキ政治を開始した。〇歳児から18歳までのこどもに、月5000円、年間6万円を与えるというのである。その6万円を得るための申請には、マイナンバーカードが必要(それ以外の方法もあるが)だというのである。
東京都も、マイナンバーカードの普及と、カネのばらまきとを抱き合わせている、ということである。自民党・公明党政権がやることと、東京都が行うことは一緒だということでもある。ただし自民党・公明党政権は、庶民へのバラマキはしない。マイナンバーカードの普及という国策があれば、そのためのバラマキはする。