浜松これが日本一

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浜松まつり

2013-09-30 05:58:02 | 浜松No.1!
 浜松まつりの凧揚げの起源は,現在確認できる資料から考えると,江戸時代中期以降のことと考えられます。一説には,「永禄年間,曳馬(浜松)城主飯尾豊前守の長男『義廣』の誕生を祝って,名前を大きく書いた凧を揚げたことが始まり」と言われていますが,確かな証拠はありません。
 凧揚げは,江戸時代のころから大変盛んで,水野忠邦が城主の時に「派手な凧を禁
止する」と命じるなど,凧揚げにまつわる記録をいくつか見ることができます。浜松まつりの凧揚げの特徴の一つは,長男が生まれた時に初凧を揚げ,みんなで祝うことですが,江戸時代の末には定着していたようです。
 大正初期には,各町が一か所の会場に集まり,糸を切り合う凧揚げ合戦が毎年行われるようになりました。凧揚げ合戦に参加する町が年々増え続け1967(昭和42)年から今日まで,凧揚げは中田島砂丘で行われています。最近の凧揚げには,170以上の町が参加しています。今後も参加する町は増えていきそうです。
 浜松まつりのお囃子は,明治末期に,ある町が凧合戦の後,鐘や笛,太鼓の鳴り物で賑やかに帰ったのを各町が真似をしたのが始まりと言われています。
屋台は,大正の初めごろ,凧や糸車,弁当や湯茶などを大八車などに乗せて,鳴り物入りで運んだのが始まりだと考えれられています。その後,底抜け屋台で歩きながらお囃子をするようになり,大正末期にはお囃子が乗れる簡単な屋台ができました。昭和になると御殿屋台が作られました。
 今では100台以上の屋台が浜松まつりに参加しています。
 「初凧」と並んで,初子の祝いとして行われるのが「初練り」です。今日では,町内の人々が初子の家の前や周りで練りで祝い,初子の家では,お礼の形で酒や食べ物をふるまいます。


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