先日始まったTV番組 NHK 「総合診療医 ドクターG」
http://www.nhk.or.jp/program/doctorg/
どんな番組かと見てみたら…
これは医学部の学生教育用の教材かと思うような内容
3人の研修医が、症例提示に沿って自分なりの診断をつけていくのですが、
「ヤマカン」ではなく、鑑別診断しながら論理的に診断を絞っていきます。
検査所見なしで、患者さんの「訴え」だけで診断をしなければならないのですが、
最後には正解にたどり着いていました。
今回は神経内科の症例だったので、門外漢としてかなり手強い問題でした
人気番組「ためしてガッテン」のように一般視聴者に受け入れられるかどうか
分かりませんし、むしろ医学部や研修医の教材にふさわしいのではないかと思います。
ただ、検査をするばかりではなく、「患者さんの声に耳を傾けると
答えが導き出せる」というのは重要なことですね。
内科的な病気だけでなく、心臓血管外科の病気も患者さんの訴えで
かなり診断を絞ることができます