自分の空手の修行スタイルは鍛錬的な空手の稽古が好みです。
私が初めて昇段審査を受けた約1年前の平成8年末(1996年)の頃に、当時茶帯だった私の空手が他の黒帯の方達と比べ、劣ると感じる部分を埋めなければ、私の黒帯取得は可能性が低い思い、最も劣る感じる部分が腕力と脚力のパワーでした。
それを補うのはウェイトトレーニングしかないと再認識し、自分にノルマを与えて昇段審査までにはベンチプレス&スクワット共に100キロ以上を上げる事を決めてトレーニングを本格的に再開しました。
私のウェイトトレーニングのスタートは空手より先で、始めて10ヵ月21歳の時でベンチプレスもスクワットも100キロ以上上がりました。
その後空手に出会い、途中より空手一筋になって年くらいはウェイトトレーニングから離れていました。
久々にやってみるとベンチプレスは80キロ位しか上がりませんでした。
目標3か月でベンチプレス、スクワット共に100キロ上げると決めて週3回のトレーニングに励みました。
ちなみに自分なりのノルマは全て達成しH9年12月3日の初段の昇段審査に無事合格いたしました。
ここからが本当の私の空手道のスタートでウェイトトレーニングと共に今も継続中です。
「いつまで空手やウェイトトレーニングを続けるつもりなのか?」なんて聞かれることもありますが、私はせっかく今まで色々な先生に教えて頂いて、ある程度強くして頂いて、継続するには空手の稽古とウェイトトレーニングを止めれないし、又弱くなってしまったら教えてもらった先生方に申し訳ないし、今更腹筋もプヨプヨにもなりたくないし・・・考えるとても怖くて空手もウェイトトレーニングも止められません。
教えて頂いた先生の中にはすでに亡くなっている先生もいます。
私がその空手の遺伝子を伝えていく役割もあると思っています。
押忍