萩田製茶 hagitaseicha's blog

自園自製のお茶屋です

美味しさの分析

2007-09-08 22:53:17 | 緑茶
今日の午後より、島田市金谷にあります「独立行政法人 野菜茶業研究所」へ行ってきました。年に一回の一般公開です。目的は、無料煎茶成分分析です。過去に一度も経験がありませんので、楽しみにして出かけました。
グラム1,000円、800円、600円、400円の各煎茶を持参しました。無料をいいことに欲張ってお願いをしました(来年は500円も)。結果は20分後。萩田製茶の美味しさの要因を、数字で示すことが出来ました。

全窒素    A5.6% B5.6% C5.4% D4.8%   A-1000円
遊離アミノ酸 A3.0% B3.2% C3.1% D2.2%   B-800円
THEANIN  A1.8% B1.9% C1.8% D1.2%  C-600円
繊維     A16.7% B16.5% C18% D20.7%  D-400円
タンニン   A13.2% B13.2% C13% D13%
カフェイン   A2.4% B2.6% C2.4% D2.4%
ビタミンC  A0.47% B0.43% C0.46% D0.37%


参考:市販茶の成分(研究所資料より)
(上物はg3000円~1000円の9点の平均です)            
(平均はg3000円~200円の27点の平均です)
全窒素    上物5.67%  平均5.14%    
遊離アミノ酸 上物2.94%  平均2.25%
     
繊維      上物17.89% 平均20.43%
タンニン    上物13.44% 平均13.83%
カフェイン   上物2.64%  平均2.57%
ビタミンC   上物0.41%  平均0.35%
数字だけが美味しさの全てを測るものではありませんが、全窒素、アミノ酸が良い値であることは、とてもうれしいことです。茶園管理が充実していたことと、摘採期がみる芽であったことの証となりました。

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1 コメント

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おいしさの分析は興味があります。萩田茶園のお茶は深蒸し茶でねっとりとした甘みがあり特徴となっていますが、分析値ではどの値が寄与していると言えるでしょうか。 (萩田 鐵男)
2007-09-28 22:21:32
値には現れない神秘な部分もあるでしょうが。
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