今日の午後より、島田市金谷にあります「独立行政法人 野菜茶業研究所」へ行ってきました。年に一回の一般公開です。目的は、無料煎茶成分分析です。過去に一度も経験がありませんので、楽しみにして出かけました。
グラム1,000円、800円、600円、400円の各煎茶を持参しました。無料をいいことに欲張ってお願いをしました(来年は500円も)。結果は20分後。萩田製茶の美味しさの要因を、数字で示すことが出来ました。
全窒素 A5.6% B5.6% C5.4% D4.8% A-1000円
遊離アミノ酸 A3.0% B3.2% C3.1% D2.2% B-800円
THEANIN A1.8% B1.9% C1.8% D1.2% C-600円
繊維 A16.7% B16.5% C18% D20.7% D-400円
タンニン A13.2% B13.2% C13% D13%
カフェイン A2.4% B2.6% C2.4% D2.4%
ビタミンC A0.47% B0.43% C0.46% D0.37%
参考:市販茶の成分(研究所資料より)
(上物はg3000円~1000円の9点の平均です)
(平均はg3000円~200円の27点の平均です)
全窒素 上物5.67% 平均5.14%
遊離アミノ酸 上物2.94% 平均2.25%
繊維 上物17.89% 平均20.43%
タンニン 上物13.44% 平均13.83%
カフェイン 上物2.64% 平均2.57%
ビタミンC 上物0.41% 平均0.35%
数字だけが美味しさの全てを測るものではありませんが、全窒素、アミノ酸が良い値であることは、とてもうれしいことです。茶園管理が充実していたことと、摘採期がみる芽であったことの証となりました。