寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

さて代掻きやるか

2023-04-19 21:17:04 | 米づくり
田植えの準備も終盤を迎え、我が家も今日から代掻きです。
代掻きは、秋から春にかけて田んぼを幾度か耕したあと、水を張って土をさらに細かく砕いてゆっくりとかき混ぜ、いわゆる泥の状態にして表面を平らにしていく作業です。

そしてトラクターの後ろに取り付ける専用のアタッチメントは、ドライブハローといって幅が広いのが特徴です。とはいってもウチのハローは年代物で狭いですけどね。


この代掻き作業は時間との闘いで、とにかく低速で丁寧に行なわなければなりません。缶コーヒーとお茶何本飲んだことか・・・。



こうして作業してると、決まって鳥たちが餌を目当てにやって来ます。
ふと一羽のシラサギが目の前に現れたと思ったら、一瞬で何かを咥えたんです。逃げようともしないで留まっているんです。どうも餌を食べるタイミングを見計らっているようです。

よく見ると、獲物となったのはカエル。シラサギは何度も振り回して、カエルが弱ったところを一気に飲み込んだんです。これも自然の摂理とはいえ、手足があるカエル見てたら、何か複雑な気持ちになりました。

そして弱肉強食は、人間社会でも起きてます。コオロギ推奨、酪農潰し。