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多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

「沖縄」「ひめゆり」「辺野古」のいま  partⅡ

2007-10-12 08:42:34 | 沖縄

「沖縄」「ひめゆり」「辺野古」のいま  partⅡ
 ~日本軍による「集団自決」はあった!!
   沖縄県民11万人の怒りをジャーナリスト森口 豁が熱く語る~

  11月10日(土)13:30~17:30
  ベルブ永山 講座室
     (京王線・小田急線相模原線永山駅下車徒歩5分)

       参加費 300円

  第一部13時30分~15時
   ビデオ放映  森口 豁さん(元日本テレビ・ディレクター)の作品
  *「ひめゆり戦史 いま問う 国家と教育」1979年/43分 制作 日本テレビ
    ひめゆり学徒隊の生徒、関係者の証言をもとにしながら、10代の少女たち    が、なぜ、戦争に駆り立てられ、命を落としたのか。沖縄で起きた悲劇を    証言をもとに検証、その内実に迫る。

   *「空白の戦史 沖縄住民虐殺 35年」 1980年/25分 制作 日本テレビ
    沖縄で日本軍は何をしたのか。地元住民虐殺の悲劇を元日本軍通信兵が沖
    縄で、被害者の遺族から話を聞く。凄惨な現実が浮き彫りにされる。

  第2部15時30分~17時30分
   お話   森口 豁さん(ジャーナリスト・沖縄を語る一人の会主宰) 

   日本軍による「集団自決」の関与はあった、沖縄県民11万人の怒りが天と地  に響いた場に森口さんもいた。沖縄と本土とを行き来し、沖縄にこだわり続け  る森口さん。沖縄から見た戦後のニッポン、「戦後レジーム」の見直しの渦中  で教科書から削除された沖縄戦の真相、在日米軍の再編とアジア、とりわけ沖  縄、現地を自らの目で見続けてきたジャーナリストの森口さんから、リポート  していただく。



  森口 豁さんプロフィール
   1937年生 ジャーナリスト 沖縄を語る一人の会主宰
   1959年から74年 琉球新報 社会部記者や日本テレビ沖縄特派員として
    米軍統治下の沖縄で暮らす。テレビドキュメンタリー「ひめゆり戦史・い   ま問う国家と教育」「島分け・沖縄鳩間島哀史」などの制作テレビで、大賞   優秀個人賞などを受賞。現在ビデオによる沖縄戦体験者の証言記録に取組ん   でいる。
   <著書>
   沖縄・近い昔の旅 /だれも沖縄を知らない/最後の学徒兵
   子乞い・沖縄孤島の歳月/ 他 

   主催 多摩平和イベント実行委員会
    連絡・問合せ   (090-4179-2632)
 
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日本軍による「集団自決」はあった!!沖縄県民11万人の怒りをジャーナリスト森口 豁が熱く語る

2007-10-12 00:48:26 | 沖縄
日本軍による「集団自決」はあった!!

沖縄県民11万人の怒りをジャーナリスト森口 豁が熱く語る


11月10日(土)13:30~17:30
ベルブ永山 講座室
(京王線・小田急線相模原線永山駅下車徒歩5分)

参加費 300円

  第一部13時30分~15時
  ビデオ放映  森口 豁さん(元日本テレビ・ディレクター)の作品

 「ひめゆり戦史 いま問う 国家と教育」1979年/43分 制作 日本テレビ
 ひめゆり学徒隊の生徒、関係者の証言をもとにしながら、10代の少女たちが、なぜ、戦争に駆り立てられ、命を落としたのか。沖縄で起きた悲劇を証言をもとに検証、その内実に迫る。

 「空白の戦史 沖縄住民虐殺 35年」 1980年/25分 制作 日本テレビ
 沖縄で日本軍は何をしたのか。地元住民虐殺の悲劇を元日本軍通信兵が沖縄で、被害者の遺族から話を聞く。凄惨な現実が浮き彫りにされる。

   第2部15時30分~17時30分
   お話   森口 豁さん(元日本テレビ・ディレクター) 
 日本軍による「集団自決」の関与はあった、沖縄県民11万人の怒りが天と地に響いた場に森口さんもいた。沖縄と本土とを行き来し、沖縄にこだわり続ける森口さん。沖縄から見た戦後のニッポン、「戦後レジーム」の見直しの渦中で教科書から削除された沖縄戦の真相、在日米軍の再編とアジア、とりわけ沖縄、現地を自らの目で見続けてきたジャーナリストの森口さんから、リポートしていただく。


主催 多摩平和イベント実行委員会
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「ひめゆり」上映会、多数のご来場ありがとうございました

2007-08-13 22:52:52 | 沖縄
 8月11日の「ひめゆり」上映会、多数ご来場いただきありがとうございました。
3回、いずれの回も、満席状態で、あわせて450人近くの方にお越しいただきました。監督が2回目の会には、日本ジャーナリスト会議賞の授賞式と重なり、こられませんでしたが、この日のために収録いただいたビデオレター内容が素晴らしく、静かな感動が会場を覆っていました。3回目の会には、柴田監督がお見えになり、なぜ、「ひめゆり」を制作しようと思ったか、など、30分くらい、話していただきました。

 下記は、『ひめゆり』アンケートからの抜粋です。

・過去に観た記憶のひめゆりに比べ、今回の映画はもっと“ざんこく”強烈な印象。戦争は絶対反対です。9条は守らなければいけないと改めて思います。現在、岩波ホール上映中の“ヒロシマ・ナガサキ”をぜひ多摩で観たい。 (市内 60代男性)
・生き残った方の記憶が尊い平和への道しるべとなり、よい映画にしてくださったことに感謝する。(市内 80代女性)
・ほんとうにありがとうございました。ゆっくりと沖縄の資料館に入った感じでしたね。たくさんの証言を集めて、後世に残せるものをありがとうございました。(市内 40代男性)
・ドキュメントの強さを実感した。多くの人々に観てもらいたい。過去から目をそむけることなく、事実と向き合い、これからの平和を維持するために、よく考え伝えていきたい。(市内 60代男性)
・日本人は戦争のことを知らされないまま、忘れようとしている。沖縄だけに本土決戦を体験させ、今も米軍基地が置かれている。そろそろ、本気になって考えることをしなければ…。子どもたちに伝えて、守るべきことの大切さを伝えなければ。大人の責任は重い。(小金井市 50代男性)
・何回かひめゆりの映画は観ましたが、事実の重さに圧倒されました。ありがとうございました。(記載なし)
・学校、公民館などで広く上映できるとよいですね。中学生、高校生などにも知らせたい内容だと思います。(市内 60代女性)
・感動しました。沖縄戦に関して興味があったのですが、ここまで詳しく知れてよかったです。ぜひ友だちにも観てほしいと思いました。(市内 10代女性)
・ひめゆりのことは劇や本やまた、子どもの学校で教えてもらっていろいろ聞いていましたが、まとめて映画で見ることができてとてもよくわかり、証言者の方の心の声が伝わってきました。その時の恐ろしさは想像でしかわからないけれど、二度とこういう思いをする人を出してはいけないということを強く感じました。(町田市 40代女性)
・昨年10月生協で沖縄戦跡をめぐる旅に行ってきました。島袋淑子さんにもお話を伺いました。(八王子市 50代女性)
・感動しました。あらためて平和ボケしないようにしたいと感じました。※前列2列目から拝見しましたが、1列目の方の頭で一部字幕が見えませんでした。何とかならないものでしょうか。(川崎市 30代夫婦)
・沖縄のこと、知っているつもりで、実は知っていなかった。涙が止まりません。最後の言葉「軍国教育?」と「平和教育」の違い、こんな今の平和をあたり前と思ってはならない。この平和が続くよう、大人たちがしっかり見つめていかなくてはならないと強く思いました。今日は上映してくださってありがとうございました。(市内 30代女性)
・映画中ずっと胸が痛むことばかりでした。「本当に辛かったろうな…」と思うばかりで悲しかったです。涙も気づいたら出ていました。ただただ、今と当時を思うと悲しかったです。(市内 10代女性)
・ずっと観たいと思っていたので、近くで上映されると知ってうれしかったです。あまりに壮絶で今は言葉にできない。誰に何と言われようと戦争をしてはならないと、この平和を守らなければと思う。(町田市 30代女性)
・なかなかつらい事実、知らない人がいる事実をなくすためにも必要でよい企画と思います(市内 60代女性)
・大変よかったです。ありがとうございました。次回の案内よろしくお願いします。(市内50代男性)
・よくぞ証言して下さいました。今残して下さらなければ知ることのできないことでした。重い重い事実でした。こんな映画を作り、見せて下さり、ありがとうございました。観ることのできなかった人たちにいっぱい話し伝えたいと思います。(八王子市 60代女性)
・現実のありのままの様子が語られていてよく伝わってきた。きっとそれぞれの想いはもっともっとあるのだろうが…。また他の場でも語られていることを聞きたい。現代に生活する私にできることは何か、また深く考えさせられる。(市内 40代女性)
・この時代を知るものにとって、まさに悲劇そのものでありました。よく企画されたものと敬意を表します。(市内 80代男性)
・昔、女学生の時見た映画(学校からの映画教室)ひめゆりの塔の現代版かと思っていたが、一人ひとりの聞き書き証言なので胸に深く思いが伝わってきました。パンフレットわけていただいたので、甲府、横浜に、嫁に、離れている子にも読ませたいと思います。憲法改正とかいろいろこのところ変な方向に動いている気配。こういう映画で戦争の実態をたくさんの人に知ってもらいたいものです。(市内 60代女性)
・戦前の教育の誤りを怒りをもって感じる。3ヶ月で19人が亡くなったが解散命令後100人が亡くなったと知った。軍の横暴、教育の恐ろしさに強い憤りを禁じ得ない。彼女たちの1人でも生きて現在の平和の幸せを知ってほしい。これまで沖縄は恐ろしくて行けなかったが、必ず訪問し、もっと学びたいと思う。(市内 60代男性)
・私は主人が沖縄出身で常に人一倍沖縄を身近に感じて生活していますが、ひめゆり部隊の生存者の叫びを初めて伺い、最後は涙が止まりませんでした。戦争は二度とはしてはいけない、戦争だけは。(八王子市」80代女性)
・生の証言を映像で静かに淡々と綴られたドキュメンタリーだけあって、迫力がありました。証言者の勇気と友への愛情に心から敬意を表したいです。戦争を頭でしか理解できない世代に、伝えていかなければならないと、切に思いました。(稲城市 40代女性)
・重い重い映画でした。戦争は絶対してなりません。(市内 70代女性)
・ありがとうございました。小学校でがんばります。(青梅市 ?女性)
・体験者の証言は何にも勝る迫力だった。作ってくださった監督に敬意を表します。(市内 60代女性)
・トークは聞けず残念です。風化させてはいけない事実をこの眼で確かめると同時に後世に伝える努力をしなければいけないと思う。(市内 70代女性)
・今の若い年代の方々にこの大変な出来事を大いに伝えてください。大変気持ちの重い映画を見せていただきました。(日野市 60代女性)

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長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」東京・多摩で8月11日に上映

2007-08-09 19:44:27 | 沖縄
 長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」いよいよ今週土曜8月11日に上映です。
 
 多摩平和イベント実行委員会は、戦後60年を迎えた2005年に、改めて、戦争と平和、そして、この60年を市民の手で見つめなおそうと結成されました。今年で3回目となる、“過去と未来をつなぐ暑い夏”に上映する映画は柴田昌平監督の長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」です。新聞報道の影響もあり、事務局としてもビックリするような反響が続いています。当日は、混乱を来たさないようにしたいと思っていますが、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

●なぜ、「ひめゆり」上映なのか
 私たちは、今年の3月、文部科学省の教科書検定への意見に驚愕を覚えました。「集団自決」の記述は、沖縄戦の実態について誤解をあたえるおそれがある、よって削除せよ。日本政府は、また、過去の歴史を覆い隠そうとするのか。一体、何のためか。背景に顔を覗かせる9条改憲、集団的自衛権の容認といった、流れを固めるための布石と考えるべきなのか、戦後63年を迎える年となっての、この検定意見は、まさに驚きでした。
 沖縄県議会は、6月22日、高校歴史教科書の沖縄戦「集団自決(強制集団死)」の記述から、「軍命」を削除した文部科学省の教科書検定の撤回を求める意見書を全会一致で可決しました。保守・革新を問わず、県民が一致した思いで政府に抗議を突きつけたのです。
 意見書は、文部科学省の「日本軍の命令があったか明らかでない」「最近の研究成果で軍命はなかったという説がある」という主張に対して、「沖縄戦における『集団自決』が、日本軍の関与なしに起こりえなかったことは紛れもない事実であり、今回の削除・修正は体験者による数多くの証言を否定しようとするものである」と述べています。「沖縄戦の実相を正しく伝えるとともに、悲惨な戦争を再び起こさないようにするためにも、今回の検定意見が撤回され、同記述の回復が速やかに行われるよう強く要請する」と結ばれています。 
 しかし、文部科学省は大臣は面会せず、審議官が意見書を受け取ったものの、全く要請に応える姿勢を見せていません。

●生き残った者の真実の叫び
 さて、柴田監督の映画「ひめゆり」は、13年の時をかけ、生存した女生徒22人の言葉を丹念に紡いだ作品です。住民を巻き込んだ沖縄戦では、15歳から19歳の女学生たちが、戦場に動員され、献身的な看護活動の末、多くの方が亡くなられました。生存者もほとんどの方が80歳を越えられています。この映画は「生き残った者の真実の叫びであり 亡くなった友への心の奥底からの鎮魂の思いを綴ったものです(ひめゆり学徒生存者 木村つるさん)」。
 沖縄では、辺野古の海上基地阻止問題や米軍再編など、依然として、基地沖縄を中心とする状況は、変わっていません。「ひめゆり」でカメラの前で証言していただいた皆さんの意思を、どう生かし、後世に伝えていくか、共に考えて生きましょう。

日時: 2007年 8月11日(土曜日)
会場: 多摩市立永山公民館5階ベルブホール  
交通 : 京王線・小田急線永山駅下車徒歩5分

上映スケジュール
1回目 開場10:45/上映11:00~ 映画「ひめゆり」
2回目 開場13:30/上映13:45~ 映画「ひめゆり」
 トーク16:00~(15分) 柴田 監督によるビデオトーク
3回目 開場17:15/上映17:30~ 映画「ひめゆり」
トーク19:45~(40分) 柴田 監督本人が話します
鑑賞券
前売券 大人 1000円/18才以下 500円
当日券 大人 1200円/18才以下 700円
※当日券は、残席がある場合のみ販売

チケット販売
永 山:ベルブ永山3F「あしたや」(はらっぱ内)
諏 訪:「あしたや」(諏訪商店街)
多摩センター:福祉ショップ(バスロータリー)
桜 ヶ丘:ヴィータ7F喫茶「風」

チケットネット予約申込 へ

http://taenoha.com/tamaheiwa
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長編ドキュメンタリー「ひめゆり」 JCJ特別賞を受賞

2007-07-31 00:03:13 | 沖縄
長編ドキュメンタリー「ひめゆり」 JCJ特別賞を受賞

 柴田昌平監督そしてひめゆり同窓会の皆さん、日本ジャーナリスト会議(JCJ)特別賞受賞、おめでとうございます。
 8月11日(土)、JCJの贈賞式が、日本プレスセンターホール(東京・内幸町)で「市民とジャーナリズムを結ぶ集い」として行われます。柴田監督もひめゆり同窓会の皆さんと共に表彰式に出席されます。そこで、2回目上映の監督トークは、ビデオ出演をお願いすることにしました。3回目の監督トークは、受賞の喜びも兼ね監督ご本人が多摩永山に来られます。上映終了後、多摩永山で受賞祝賀会を開催します。

多摩平和イベント実行委員会として、今回の受賞は本当にうれしい。3年前、フォトジャーナリストの綿井健陽さんの「リトルバーズ」が、やはり、日本ジャーナリスト会議の大賞を受賞し、監督トークの時間を前後に変更したことを思い出します。

 今回の受賞は、柴田監督とひめゆり学徒の皆さんの共同受賞です。監督が13年にわたり、「ひめゆり」学徒の皆さんを取材され、人によっては思い出したくない過去の傷に自身と直面しながら、貴重な証言をかめらの前で話されています。
 「ひめゆり部隊」が、なぜ、結成され、米軍の猛攻を受け、日本軍の兵士たちの救護にあたり、医薬品と食料が途絶する中で、どのような行動をとり、また、軍により壕から出された後、悲惨な最後を辿った経緯を明らかにしていきます。
 必見の映画です。
 
 まだ、ご覧になっておられない方は、多摩永山にお集まりください。

日時: 2007年 8月11日(土曜日)
会場: 多摩市立永山公民館5階ベルブホール  
交通 : 京王線・小田急線永山駅下車徒歩5分

上映スケジュール
1回目 開場10:45/上映11:00~ 映画「ひめゆり」
2回目 開場13:30/上映13:45~ 映画「ひめゆり」
トーク16:00~(40分) 柴田 監督によるビデオトーク
3回目 開場17:15/上映17:30~ 映画「ひめゆり」
トーク19:45~(40分) 柴田 監督本人が話します
鑑賞券
前売券 大人 1000円/18才以下 500円
当日券 大人 1200円/18才以下 700円
※当日券は、残席がある場合のみ販売
チケット販売
永 山:ベルブ永山3F「あしたや」(はらっぱ内)
諏 訪:「あしたや」(諏訪商店街)
多摩センター:福祉ショップ(バスロータリー)
桜 ヶ丘:ヴィータ7F喫茶「風」

チケットネット予約申込 へ

http://taenoha.com/tamaheiwa

 先日、プレイベントで沖縄県議会が満身の怒りを込めた意見書提出への経緯を聞くことができました。「集団自決」は軍による関与があった、との証言に一切、耳を傾けない、安倍政権。教科書から歴史的事実を消し去り、軍隊を美化しようとする動きの先にあるもの。「戦後レジーム見直し」を掲げる安倍政権に胡散臭さを感じる人々が多かったということでしょう。
 今回の参議院選挙で示された民意には、このような姿勢をとり続ける自民・公明の与党への「NO」という声すがあったことも事実でしょう。

 多摩市民9条の会ブログで「ひめゆり」とプレイベントの紹介があります。
是非お読みください。

http://tama9-jo.at.webry.info/200707/article_2.html




《JCJ特別賞》

受賞作 〈ドキュメンタリー映画〉『ひめゆり』(製作プロダクション・エイシア)
受賞者  監督 柴田昌平(しばた しょうへい)、共同製作 財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会
受賞理由 沖縄戦から60年以上を経たが、10代の少女期に従軍看護要員として地獄を経験したひめゆり学徒隊の生存者たちは、語れない、語りたくない記憶を抱えている。それを元NHKディレクターの監督が13年かかって聞き出した証言の映像。「集団自決」問題などで歴史の改ざんが行われようとしている現在、意義深い作品というべきだ。

《JCJ賞》

受賞作 〈新聞長期企画〉『挑まれる沖縄戦/「集団自決」問題キャンペーン』(沖縄タイムス)
受賞者 沖縄タイムス「集団自決」問題取材班
受賞理由 沖縄戦での住民「集団自決」は「軍命令によるものではではなかった」とする策動に対し、沖縄タイムスは取材班を組んで、反撃。策動派は「大江健三郎・岩波書店」を告訴し、文部科学省は教科書検定で介入したが、同紙の長期キャンペーンは沖縄県「島ぐるみ」のたたかいをリードしている。


下記は柴田監督のプログです。

http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2007/07/jcj-prize.html
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長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」上映会

2007-07-18 00:50:47 | 沖縄

長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」上映会

 多摩平和イベント実行委員会が2007年の8月に多摩市で開催する平和イベントです。8月11日(土)に映画「ひめゆり」を上映します。ひめゆりの学徒として、生き残った方々が重い口を開き語っている証言集です。12年もの間、柴田監督が丹念に取材してきたものです。あまりにむごい体験が22人の人々の口から語られます。是非、ご覧ください。チケット購入ご希望の方は、下記サイトで購入できます。

日時: 2007年 8月11日(土曜日)
会場: 多摩市立永山公民館5階ベルブホール  
交通 : 京王線・小田急線永山駅下車徒歩5分

上映スケジュール
1回目 開場10:45/上映11:00~ 映画「ひめゆり」
2回目 開場13:30/上映13:45~ 映画「ひめゆり」
トーク16:00~(40分) 柴田 監督
3回目 開場17:15/上映17:30~ 映画「ひめゆり」
トーク19:45~(40分) 柴田 監督
鑑賞券
前売券 大人 1000円/18才以下 500円
当日券 大人 1200円/18才以下 700円
※当日券は、残席がある場合のみ販売
チケット販売
永 山:ベルブ永山3F「あしたや」(はらっぱ内)
諏 訪:「あしたや」(諏訪商店街)
多摩センター:福祉ショップ(バスロータリー)
桜 ヶ丘:ヴィータ7F喫茶「風」

チケットネット予約申込 へ

http://taenoha.com/tamaheiwa


 7月14日には、プレイベントとして、元日本テレビ・ディレクターの森口 豁さんの二つの作品をビデオ上映しました。一つは、「ひめゆり戦史 いま問う 国家と教育」1979年/43分 です。

 なぜ、女子生徒らによるひめゆり部隊が結成されたのか。また、圧倒的な火力と物量の前に北部の壕に追い詰められ、ひめゆり部隊にも解散命令が出された時、壕を放棄したのは、日本軍の指示によるものだったのか、日本軍に壕から追い出されたひめゆりや沖縄の人々。集団自決に追いやられたのは、何故なのか、
 ビデオは、ひめゆり部隊の結成を考えたのは、日本軍によるものなのか、沖縄県の指示によるものか、学校長の判断によるものか。取材は、当時の参謀本部につとめていた将校、また、当時の沖縄県庁の役人、さらに当時の学校長や教員をあたる。
 当時の校長は、今は、東京の杉並で暮らす。立派な門構えの家に校長は住んでいた。インタビューにあたり、校長は、テレビカメラを止めるよう求める。沖縄県の担当者は、日本軍の指示により、県と日本軍との契約を取り交わしたと証言する。一方で、参謀本部の将校は、これは、県から申し入れられたこと、と話す。
 しかし、インタビューの問いかけと応答を見ていると、軍の関与は、明らかだったように感じる。それにしても、ぬくぬくと「平和」を享受しすぎだろうと思うのは、私だけではあるまい。
 
 「空白の戦史 沖縄住民虐殺 35年」は、日本軍が沖縄の人々をいかに差別していたか、沖縄の方言を話すものは、スパイ。当時の日本軍が沖縄の人々をどう見ていたのか、このビデオは、事実をあますことなく明らかにしている。当時の日本軍通信兵が、謝罪の旅に訪れる。虐殺の地に、ひれ伏す。日本刀での惨殺、銃剣による刺殺。あまりにむごい。
 上原 成信さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)からは、沖縄の基地の今、特に辺野古の海上基地建設への反対運動や教科書から消された「集団自決」をめぐる真相など、いまの沖縄が抱える問題についてもお話いただいた。



コメント (2)
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「ひめゆり戦史」 「沖縄住民虐殺」 貴重映像で歴史が蘇る

2007-07-14 00:41:54 | 沖縄

★「ひめゆり」上映プレイベント情報★

「沖縄」「ひめゆり」「辺野古」のいま

日時:7月14日(土)18:30~21:00
場所:ベルブ永山4階 視聴覚室
   (京王線・小田急相模原線永山駅下車徒歩5分)
参加費:300円

観る ●ひめゆり学徒隊や沖縄住民虐殺に関する1970~80年代制作の貴重な   ドキュメンタリービデオを上映します。

聴く ●沖縄・一坪反戦地主会(関東ブロック)の上原成信さんに、沖縄の基地と   の闘い、特に最近の辺野古の海上基地建設反対運動や教科書から消される沖   縄戦の真相など、今日沖縄が抱える問題について話していただきます。

話す ●時間は限られていますが、討議の場を設けます。

主催:多摩平和イベント実行委員会
連絡先:090-4179-2632


以下は、多摩平和イベント メンバーの感想です。
是非、ご覧になってください。


「空白の戦史 沖縄住民虐殺 35年」、観ました。

どうも、このタイトルはセンセーショナル過ぎて、観た印象と
はちょいとズレると感じるのは、私だけなのかどうか…?

ただし、軍隊が(具体的な)住民を守るために存在するのでは
ない、という点は確かなことだし、その視点で製作はされてい
る。

日本軍の機密文書のことがチラリと出てくるのだが、そこにも
っと焦点を当ててほしかった気がする。

戦後35年から、その後27年。

旧「日本軍」の悪いイメージを消し去り、「自衛軍」は住民を
守るために、というキャンペーンを展開するには、十分な時間
が経ってきているわけで、ついこの間まで世間一般に当然なこ
ととして、私たちが捉えてきたことが、今では少数派の認識と
なりつつあることに、ある種焦りを感じる。

衝撃を受けるというよりも、「今」を考えるには適したビデオ
といえます。

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7.14 「沖縄」「ひめゆり」「辺野古」のいま 貴重ビデオを公開

2007-07-02 00:33:45 | 沖縄
 かつての戦争に関する記述で、教科書から、沖縄で起こった、日本軍に自決を迫られた悲惨な事実が、検定で消されるという事態が発生しました。沖縄県議会はじめ、各地方自治体議会で、「日本軍が関与」した事実は、歴史から消せない、と抗議の意思を表明しています。今回、上映するビデオは、沖縄戦の渦中、事実として、あったことを当時の人々の証言により、明らかにしている貴重な映像です。
 是非、ご覧ください。


★「ひめゆり」上映プレイベント情報★

「沖縄」「ひめゆり」「辺野古」のいま

日時:7月14日(土)18:30~21:00
場所:ベルブ永山4階 視聴覚室
   (京王線・小田急相模原線永山駅下車徒歩5分)
参加費:300円

観る ●ひめゆり学徒隊や沖縄住民虐殺に関する1970~80年代制作の貴重な   ドキュメンタリービデオを上映します。

聴く ●沖縄・一坪反戦地主会(関東ブロック)の上原成信さんに、沖縄の基地と   の闘い、特に最近の辺野古の海上基地建設反対運動や教科書から消される沖   縄戦の真相など、今日沖縄が抱える問題について話していただきます。

話す ●時間は限られていますが、討議の場を設けます。

主催:多摩平和イベント実行委員会
連絡先:090-4179-2632
コメント (2)
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映画「ひめゆり」上映プレイベント

2007-06-22 10:28:11 | 沖縄
下記のように8月11日に開催する映画「ひめゆり」上映会のプレイベントを行います。是非お集まり下さい。


 「ひめゆり」学徒の証言ビデオから沖縄のいまを考える

7月14日(土)18:30~21:00
ベルブ永山4階 視聴覚室
(京王線・小田急線相模原線永山駅下車徒歩5分)

参加費 300円

  第一部ビデオ放映  森口 豁さん(元日本テレビ・ディレクター)の作品

 「ひめゆり戦史 いま問う 国家と教育」1979年/43分 制作 日本テレビ
 ひめゆり学徒隊の生徒、関係者の証言をもとにしながら、10代の少女たちが、なぜ、戦争に駆り立てられ、命を落としたのか。沖縄で起きた悲劇を証言をもとに検証、その内実に迫る。

 「空白の戦史 沖縄住民虐殺 35年」 1980年/25分 制作 日本テレビ
 沖縄で日本軍は何をしたのか。地元住民虐殺の悲劇を元日本軍通信兵が沖縄で、被害者の遺族から話を聞く。凄惨な現実が浮き彫りにされる。

   第2部お話   上原 成信さん(沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック)
 反戦地主として、沖縄の基地反対闘争に取り組んできた上原さんから、沖縄の基地との闘い、特に最近の辺野古の海上基地建設への反対運動や教科書から消え行く沖縄戦の真相など、いまの沖縄が抱える問題についてもお話いただく。


主催 多摩平和イベント実行委員会
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