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多摩平和イベント実行委員会

多摩の市民グループが「戦後60年」を契機に地域の視点から、「戦後」「平和」「民主主義」を考える

あまりに悲惨な民主党・永田議員の発言と行動

2006-02-28 22:27:38 | アピール

 次回実行委員会は、3月2日(木)午後7時から、ヴィータコミューネ聖蹟桜ヶ丘の第一学習室で開催します。
 今回は、4月以降の活動スケジュールならびに実行委員会の体制づくりについて論議します。あわせて4月に実施される多摩市長選挙についても意見交換を行います。

 ところで、民主党・永田議員のメール騒動。政治に関わる者の発言・重みは、こんなにも安っぽいものなのか。「野党だから追及せざるをえない。永田議員のファイトは買いたい」と言われた民主党若手議員もいた。とんでもない。野党だからこそ、発言に責任と自負を持ってもらいたい。議員はサラリーマンではない。選挙の洗礼があるからこそ、緊張もあれば思い切った行動ができるはず。辞任もできず、党幹部への責任波及のみを恐れているような政党に存在意義はない。有権者・市民の信頼と期待に応えようという矜持を持った政治家はいないのか。それにしても、入院だって。「体力と気力も回復してきたって」ふざけるんじゃない。メンタルヘルスで苦しんでいる人々にも永田議員の行動は、許せるものではない。これでは、利権にまみれた政治家が逃げる先として入院することと同じではないか。
 厳しいが、言葉と行動に責任が持てないなら、政治家であることを辞めるべきと思う。

 多摩平和イベント実行委員会は、超党派の組織であり、民主党推薦・支持の市議会議員や民主党応援者もいるが、その人たちの心情を党中央は理解しているのだろうか。解党し、新しい政党を作るぐらいの覚悟を持ってほしいと思う。


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「成人の日」に「平和」と「憲法」を考える

2006-01-09 01:25:30 | アピール
 なぜか。今日は「成人の日」。「戦後61年目」の成人式だ。少子高齢化で、新成人の皆さんの数も年々、減少しつつあり、今年は143万人とか。以前は、1月15日だったが、2000年から1月第2月曜日(ハッピーマンデー制度適用)に変更されている。どうも、しっくりいかなくて。なんて言っているとおじさん年齢バレバレかな。
 で。新成人の皆さんに祝辞。
 成人になると、何が変わるか。まあ、今は、18歳未満か否かが大きな分かれ目という気もしないではないが、やはり、20歳の最大のプレゼントは、選挙権付与かな。一方で年金も払わなければならない。犯罪を犯すと実名がさらされるというのもある。義務と権利の発生だ。
 昨年の9.11選挙で小泉自民党は大勝した。
今年、選挙権をえた皆さんが、衆議院議員選挙で1票投じることができるのは、4年後。それまでに、参議院、各種地方選挙はあるでしょう。
 是非、投票してほしい。投票所に足を運んでほしい。
「票を入れる奴がいない」なんて、とりあえずおいておいて。。
判断のポイントは、「平和」と「憲法」の視点を大切にしているか否か。
来年、憲法改正の国民投票が実施される動きが濃厚となってきている。
小泉さんのように、靖国参拝にこだわっていると、かつて、日本がアジア諸国に何をしたかがみえにくくなってくる。どうひっくり返っても、当時の指導層には戦争責任がある。連合国も裁かれるべきとは思うが、やはり、東条英機以下の指導層は、国民を誤った方向に導いたことは確かだ。
若い人たちにもそうした愚を2度とおこしてほしくない。
日本国憲法で「戦争放棄」を宣言した国、日本に生をうけたことを誇りにしよう。

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ブッシュ大統領、、米軍再編で日本に要望

2005-11-17 00:49:34 | アピール
この時期、ブッシュ大統領が来日した、本当の狙いは何だろうか。11月16日、小泉首相は、京都迎賓館でブッシュ米大統領と会談し、日米同盟関係の重要性を再確認し、在日米軍再編の早期実現に向けて調整を加速する方針で一致したとのこと。小泉首相は、自衛隊のイラク駐留は延長する考えを明らかにしました。
 小泉首相は「日米関係が緊密であればあるほど、中国や韓国を含め、国際社会と良好な関係を築ける」と強調。ブッシュ大統領も「日米関係は死活的で強固な関係だ」との認識を表明した。大統領は先の衆院選での自民党勝利に触れて「首相の政治的な勇気に称賛を表する。民主主義の強さを確認するものだった」と高く評価したとニュース報道は伝えています。
 世界の中でこんなにブッシュ大統領と親しい、国家代表は、ニホンの小泉首相くらいでしょう。小泉首相任期中に、自衛隊をイラクから撤退させるつもりのようですが、来年の6月と言わず、直ちにイラク内から完全撤退するよう強く求めます。
 小泉首相は、沖縄、神奈川など空港移設、核空母入港に反対する地方自治体に対し、理解を求めたいとしていますが、日米同盟の絆の先にあるものを、私たちは感じとらなければと思います。
 13日には、キャンプ座間で約2000人が参加し、キャンプを「人間の鎖」で包囲しました。この日は、南大沢で廃プラスティックの処理をめぐり、これまた3000人近くの市民が集まり、環境破壊を許さないと声をあげました。
23日は、「たまには、平和でしょ。」キャンペーンに是非。多くの仲間たちに集まってもらいたいと考えています。

 ところで、JIM-NET事務局長 の佐藤真紀さんは、無事、アンマンに到着したとのことです。佐藤さんからのメールをご紹介します。

 11月9日、ヨルダン現地時刻9時ごろ発生した同時多発テロで多くの人が犠牲になったことに関してきわめて遺憾に思います。ちょうど私のヨルダン行きの時期と近かったために皆様にはご心配をおかけしましたが、私がヨルダンに到着したのは、11月11日の早朝でした。 ヨルダンは、イラクと異なり警察がしっかりと機能しています。テロ後は、ホテルの警備は厳重になっております。
 一部新聞で「日本NGOも衝撃」のような見出しで報道されているようですが、現地の様子は今のところ落ち着いています。
 JIM-NETは、11日もイラクからの医師を受け入れ、ヨルダンの病院での研修を12日から始めるなど通常どうりの業務を行っています。
 今後も安全には十分注意して活動してゆきますのでよろしくご理解願います。




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石原都知事、またも中国人侮蔑発言

2005-11-06 01:09:39 | アピール
耳を疑いました。しかし、この人ならば言うだろうと、ニュースのテロップをみて妙に納得してしまいました。東京都の石原慎太郎知事が11月3日午後、ワシントンで講演し、「イラク戦争で2000人の米軍兵士が死んだと大騒ぎし、生命の価値にこだわっている米国は命を重んじない中国との戦争には勝てない」と述べたそうです。またやったか、と思いましたが、東京新聞のニュースサイトでは、中国については「文化大革命で三千万人が死んだ。大半は餓死だが、同胞をたくさん殺して平然としているDNAは今も続いている」と批判。南京事件について「蒋介石の軍隊が最も多くの人を殺した。日本軍によって、ある殺戮が行われたかもしれないが、当時の装備では六週間で四十万人も殺せるわけがない」と述べ、中国政府が主張する日本軍による大量虐殺説を否定したとのことです。
 公明党の神崎代表が首相、外相、官房長官の靖国参拝は中韓を刺激するだけであり、自粛してもらいたい、との記者会見がかすんでしまうような迫力でした。このような人物が都知事の座を占めている日本で、「戦争の惨禍」を全面削除した改憲草案を自民党が打ちすことは、かつての戦争は侵略戦争でなかったと戦前を美化するような風潮を強めることになると本当に危惧します。
 11月3日に、八王子平和イベント実行委員会が行った戦後60年企画イベント「東アジア×未来 日中韓3カ国の青年で語り合う」は、現実を改めて見つめ直し、緊張激化と戦争への道でなく和解と平和を紡ごうという若者達の集まりでした。今回の石原都知事の発言は、小泉首相の靖国参拝以上に無用な混乱と摩擦を引き起こすだけであり、どのような神経で発言したのか、真意を問いたい。
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たまねこ、自民党の新憲法草案に物申す

2005-10-29 23:24:45 | アピール



 自民党の新憲法草案が決定しましたね。11月22日の結党50周年記念大会で正式発表となるとか。第ニ章の「戦争放棄」は「安全保障」となり、第二項の「戦力の不保持」と「交戦権の否認」を削除され、「自衛軍の保持」が明記されました。
 しかも、戦争の惨禍に触れた前文「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し」との文脈はいっさい削除され、これまでになかった「日本国民は、帰属する国や社会を愛情と責任感と気概をもって自ら支え守る責務を共有し」と、愛国心をかもし出す記述を導入しました。もともとの自民党の憲法草案委員会では、「日本国民はアジアの東、太平洋と日本海の波洗う美しい島々に~」という書き出しで始まっていたといいますから、さすがにこれでは、と修正したのでしょうが、「戦争の惨禍」を一切、省みない前文の構成は、現憲法の基本原理を根本から否定したものといえます。

 さて、11月23日の「たまには、平和でしょ」キャンペーン。この改憲草案が正式発表となった翌日に、市民がこうした動きにNO、と高らかに平和を訴えるアッピールの場となります。
 幅広い呼びかけと動員、改めてよろしくお願いいたします。

 ところで、30日は、多摩市民「九条の会」が午後6時半からベルブ永山視聴覚室できくちゆみさんをお招きし、憲法への思いを語る会を開催します。

 そうそう、ブログに「たまねこ」をアップしました。
各方面で少しずつリンクされはじめています。
ご紹介方、よろしく。

 http://blog.goo.ne.jp/habe1/

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11.23イラクから自衛隊の撤退を求める多摩平和アクション 

2005-10-06 22:52:20 | アピール
                       2005年10月10日
多摩エリアの仲間たちへ
 11.23イラクから自衛隊の撤退をもとめる多摩平和アクションの呼びかけ
「たま(多摩)には、平和でしょ」キャンペーンにご参加を
            阿部裕行 (「戦後60年」多摩平和イベント実行委員会)    
            堀江修一郎(多摩市民「九条の会」)       
            小山七積 (アジア・ヒストリー )

11月23日、私たち、多摩の市民は、イラクから自衛隊の撤退を求めるため、「自由民権の郷」多摩の地から、平和のための行動を起こすことを多摩エリアの仲間たちに呼びかけます。
 敗戦60年のこの年9月11日の衆議院選挙は、「こりゃ、小泉自民党を勝たせすぎたなぁ」との声がでるほど、立場を異にする人々にとってもかなりの衝撃的な選挙結果でした。
 「郵政民営化」是か否かの二者択一キャンペーンにしてやられた観はありますが、明日の生活にも厳しい多くの人々は「改革をゆるめない」というスローガンとメディアによる劇場型政治に翻弄され、小泉自民党を支持したのであって、自民党が掲げたすべての政策を無条件に支持したのでないことは明らかでしょう。しかし、憲法改正に必要な3分の2を越える議席を委ねられた自民党は、11月の結党50周年党大会で、憲法改正草案を発表、自衛隊を自衛軍と位置付け、「普通の国」を目指した改憲案を国民投票に付す動きを強めています。「日の丸・君が代」の強制、「安全・安心」の掛け声の下、各自治体で監視社会を強める動きも急ピッチで進んでいます。
 私たちは、友人や家族が行き来し暮らすこの地域で、平和や市民の権利実現を希求 し、ささやかではあれ草の根の行動を志してきました。そして、自立した市民運動のネットワーク発祥の地でもある多摩から、熱い想いを交差させ多くの仲間たちと「無防備地域宣言」や「非暴力宣言」などを持ち寄るまさに「敗戦60年目」の秋ではないでしょうか。
 10月15日に「憲法国民投票」を控えるイラクでは、米英軍による掃討作戦と言う名のイラク民衆殺戮が開始されました。中部のスンニ派地域などで140余の人々が犠牲になっており、「一般住民への避難命令」が出て、一軒一軒の住宅が捜索されたのは、ファルージャ攻撃と同じことが繰り返されていると思わざるを得ません。イラクが分裂と内戦の泥沼から脱する道はどこにあるのでしょうか。
 アメリカでは、帰還兵の劣化ウラン被害の訴え、戦死米兵家族のブッシュへ大統領への抗議行動が広がり、ハリケーンによる「ニューオリンズの悲劇」は、米国社会に軍事行動に偏重し、人権・平和を省みないブッシュ政権へ市民のいらだちを表面化させつつあります。
 こうして2度目の派兵期限を迎える自衛隊は、すでに度重なる駐屯地や移動車列攻撃に身動きできない状態が続いています。「復興支援」は名ばかり、サマワの日本友好協会も解散で住民の反感は強まり、多国籍軍の一員、英米の支援軍としてイラク占領の一翼を担う存在です。日本政府は、「一日に数十回駐屯地攻撃が起っても撤退はできない」と言明してきました。
 しかし、ここで韓国軍に続いてイギリス・オーストラリア軍も撤退を計画していることが明らかにされてきました。自衛隊も早期撤退を決断するのでなければ、その期を失い、逆に多国籍軍としての軍事的エスカレートを招く事態ともなりかねません。
 自衛隊をイラクから撤退させ、イラクの民衆、子どもたちへ、自衛隊の銃火が襲いかかる悲劇を未然に防ぎましょう。「戦争する国、国民づくり」へ突き進み、イラク派兵をエスカレートさせる憲法9条改悪の道を断ち切りましょう。
 私たちは、市民自治の名の下に、自衛隊の撤退をもとめ、多摩エリアの市民が思い思いのときに自らの願いを表現し、思い思いの場所で平和の声をあげることを呼びかけます。様々のグループ・団体・個人が自らの個性・特性を発揮しながら、新たな出会いや懐かしい再会を結び合い、声と行動をネットワークし、静かに、また賑やかに集まりましょう。そしてしみじみとじっくり行動しましょう。

 「たま(多摩)には、平和でしょ」キャンペーン 
      主催 「戦後60年」多摩平和イベント実行委員会 
      日時  11月23日(水・祝日)
      場所  永山北公園(京王・小田急多摩線永山駅下車)
   第一部 永山北公園で12時頃からイベント
    地元の保育園バンド、エイサー、ストリートミュージシャンらによるコンサート    ピースアートのイベント
   第二部 午後2時頃から
   「多摩平和アクション」大集会
   第三部 午後3時ごろパレード出発   
     聖蹟桜ヶ丘・九頭龍公園まで、バンドの演奏や思い思いの服装で沿道に向けアピールしながらウォーキングします。
連絡先 「戦後60年」多摩平和イベント実行委員会

※「戦後60年」多摩平和イベント実行委員会は、「戦後60年」の今年、「平和」「憲法」「民主主義」を改めて地域と市民の視点から見つめ直し、「戦後」とは何だったのかを共に考えようと、今年の6月に結成した出来たてホヤホヤの市民グループ。メンバーは、生協活動、環境や平和問題、PTAや自治会活動など多摩エリアで活動している市民で構成。8月には、イラクの状況をリアルに伝えた「リトルバーズ」上映と綿井監督のトークも行いました。
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