あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

飯田橋にて

2005年09月28日 | 仲間・友人
フォークリフトの試験会場に向った。殆どフォークを動かした事ないのだが(苦笑)
会場は信濃町。東西線に乗り飯田橋でJRに乗り換え3つ目だ。
飯田橋に着き改札に向う。
かばんの中から財布を取り出し、乗り越し料金を払う。。。

『あら!?あら!?あれ???』

立ち止まる俺。

『財布が見つかんないなぁ。ゴソゴソ』

ラッシュの中、背中を丸めて立ち尽くす30代のおじさん姿は情けない。
財布を忘れた事を理解したのに60秒ほどの時間がかかった。

これは相当ヤバイ。
会社で強制的に受験するので仕事を休んでまで来たのだ。
これはもう諦めて帰って寝るかな!ねみーし。
イヤイヤ、試験に落ちたら会社に直通だから、お偉いさんに変な目で見られるのではないだろうか?
なんだよ。お偉いさんの目を気にしているのか!俺は(怒)ナサケネージジイになったもんだ。
まぁしかし、俺の場合、すでに変な目で見られているか。
でもまぁどうにかして試験会場には行こう!どうやって改札を抜けようか?
走ってぶっちぎれば行けそうだなぁ。
イヤイヤもし警察に捕まって、カミサンが迎えに来る姿が思い浮かぶ。
そんなの情けなさ過ぎるぞ。
とりあえず、改札員に言って飯田橋から信濃町まで走ろう!
今は8:25かぁ。難しいなぁ。

とまぁゴチョゴチョ思っていたのだが、エイヤ!っと改札員に事情を説明し呆気無く通してもらった。
駅構内で地図を見ると信濃町までなかなか遠い3.5キロ。
四ツ谷までは簡単に行けるが、その先が入組んでいるので30分で着くのは難しそうだ。
仕方なく交番に行ってお金を借りる事に。。。
インチキ中国人のようなメガネ顔のおまわりさんに事情を話す。
受講票に免許のコピーがあったので助かった!
『俺』が証明できる。

おまわりさん 『あら、本籍浦安ですか。僕も浦安に住んでました』
俺       『そうですね(はやくしてー)』
おまわりさん 『あら!?弁天!?僕の実家も弁天ですよーニコニコ』
俺       『そうなんですか!ホーウ(はやくー)』
おまわりさん 『あら!?S48年生まれ?僕は45年生まれです。何小学校?』
俺       『見○川小学校です(ん?)』
おまわりさん 『あら!?やっぱり?僕もミ小のミ中ですよー(嬉)』
俺       『僕の3年先輩ですね。兄も3年上なんですヨ(このヒトの外観は10年位先輩だなぁ)』
おまわりさん 『あらーー!?アンマクンって居たよ!デカイヒトだよね?僕、アリタって名前です』
俺       『アリタ・・・あああ!ハンドボール部の方ではないですか!?僕ら3年下の中ではでは伝説の先輩です!』

このようなやりとりが展開されて若干時間がかかったがアリタサンのお蔭で試験会場に遅刻せずに到着できたのだ。
アリタサンありがとうございます!!!!いやハンド部方式の挨拶では『シターーーッス!』かな。

俺が中学時代、高校生だったアリタサンはスラッと背が高く甘いマスクでエレー格好が良かったのだ。
決してインチキ中国人のメガネ顔では無かったのだ。
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北アルプス登山4日目(アルプスじゃない) 9/19

2005年09月26日 | 
雨飾山断行!
散々進路を迷った挙句自宅から一番遠い雨飾山を選んだ。
雨で危険なら諦めよう。行けるだけ行くかな。ってスタンスだ。
国道147号から小谷温泉に向うがこれがナカナカの田舎道。晴れていれば気持ちの良い道なんだろう。
小谷温泉から更に奥へ進み雨飾高原キャンプ場に着いた。
思いっきり秘境チックなキャンプ場で静かであり、沢が流れていて岩魚が泳いでる。
どちらかと言うと大人向けのキャンプ場だろうか。客は大人ばかりだった。

雨中の急登そして登頂の感動
キャンプ場の横を抜け沢沿いの木道を歩く。程なくして急登が始まる。
この急登が恐ろしい程の試練であった。甲武信ヶ岳、黒戸尾根、赤岳文三郎、と色んな急登を歩いたが
それに勝るとも劣らない急坂であった。しかも下が雨に濡れて泥状である。無茶苦茶歩きづらかった。
雨が強くなりカッパを着る。しばらく様子を見ながら歩いて雨がヒドクなるようなら戻ろうと決めた。
この時ヒロミは俺が『戻ると言いません様に!』と願ったそうだ。いい根性してるわ。

雨の中の急登を登っていると結構人が歩いている。俺は80%の確率で降りよう!と思っていたので驚いた。
なんだ皆登るのか!大丈夫なんかな。急に元気が出てきた。関係ないけどゴアのカッパもスゴク快適だった。

途中荒菅沢で急流を渡り更に上へ上へを歩を進める。ハッキリ言って道は甘くなかった。

ありえないような急角度のドロ登りが出てきて苦労した。雨は降ってるし心に厳しい登り道だった。
長い長い登りを経てやっとこ、本当にやっとこ笹平に出た。ラッキーな事に雨も弱くなっていた。
ここからは30分程で頂上だ。絶対に登れる!と確信する。
最後の急登を登ると頂上であった。景色は無い。


しかし辛い辛い登りを我慢して登った事がスゲー嬉しかった。景色が無いながらも二人で思いっきり笑えた。
他のパーティの人達も笑っている。こんな時に登るのは皆よっぽど山好きなんだろう。
皆辛さを共有し仲間のように話していた。
ガスが一瞬だけ切れて白馬岳の方がちょこっと見えたのが嬉しかった。
休憩しながら食事だ。100円ショップのパンに20円コロッケをはさんで食べるとメチャクチャウマかった。

急登を下るのはまどろっこしい。少々の坂なら走るように降りる事が出来るのだが、
あまりにも急である為、リズムよく早く歩く事が困難であった。
登山口に着く頃には晴れ間が見える。山の神様が居るとしたら味方してくれたのだろう。

スンゴク辛い山だったけどスンゴクおっきいモンを得る事が出来た。


色々な出会い

無事駐車場に着くと帰る支度だ。靴を脱いでる人達は皆満足そうな顔だ。
この雨の中の山では随分と色々な人と話した。皆心細いのか、話す出すと安心するのだ。

隣の新潟ナンバーのパーティは昨日、安達太良山に登ってきたらしい。
登り途中で仲良くなった爺さんは北海道から来ていて、ここいら一帯の100名山を登っていたらしい。
高妻から戸隠山に行ったら蟻の戸渡はコエーゾー!と教えてくれた。絶対今度行く事に決めた。
向かいの帯広ナンバーの夫婦は一週間前からフェリーで来たらしく火打、妙高、高妻、の一帯を登ったそうだ。
明日は燕岳に行くらしい。
俺等も立山、剱、と登ってきたから、皆同じ様な事してんだね~♪と笑いあった。

雨飾山はササッと登りササッと降りてくるつもりであったが、そんなに甘くなかった。

自分にとってスゴクいい勉強になった。

妙高方面への林道
帰り道を考える。国道に出て日本海側(北)に行くか、松本方面(南)に行くか、迷った。
どちらも何度か通った事があり、運転が退屈になりそうで心配だった。
地図をよく見てみると妙高方面(東)に抜ける道があった!これは迷わず行くでしょう!
帰り道は妙高から管平高原に向って群馬に抜けよう!と作戦たてた。

妙高方面の峠道をグングン登るとダート道になった。構わずアクセルを踏んだ。
後を振り返ると雨飾山方面の山並みが綺麗だ。長野県から新潟に入り、アスファルトに入るかなぁ?と
期待したが甘かった。
しかし、景色は最高だった。草原が広がった先にアルプスとは違う緑の大きな山が見えた。

後から地図で分かったが、妙高山と火打山であった。
1時間後位だろうか、やっとこアスファルトの道に着いたそこは妙高、火打の登山口である笹ヶ峰であった。
また計画を練ってここの来る事を誓う。

妙高高原はスキー場もあるが草原も綺麗だ。アルプス側と全く違う緑の広大な景色だった。

小さな温泉に入り、長野方面へ走る。満足な冒険だったと思う。
長野市街でチェーン店のラーメン屋でビールと餃子を楽しみ、更にスーパーで酒を買い、安全な場所で寝る事にした。
充実の4日間が終わろうとしていた。
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北アルプス登山3日目 9/18

2005年09月25日 | 
剱御前小屋からの景色
今日は室堂まで3時間位歩けば良いので余裕がある。テント場の人達が殆ど居なくなる6時頃に食事をし、
7時頃にキャンプ場を離れた。しかし俺はパッキングが下手なんだろう。
大量に入る筈のザックがパンパンになるのだ。
俺は自分のパッキングを棚に上げてフリースのせいにした。普段着のフリースは綺麗に畳んでもエアマット程の大きさになる。
『これがダウンジャケットならスゲー小さくなるのにな・・・』といじけた。まぁイイヤ。
あと、耳栓があってグッスリ寝れた。サンダルもトイレや炊事の時に重宝した。

剱を背にして別山尾根に登る。剱御前小屋まで40分位だろうか。そこから見える景色は激しく雄大であった。
左手に立山の大きな連峰があり正面に大きくある薬師岳は優しいイメージの山容だ。

更に遠く西の彼方に白山も見えた!ありゃ福井県のはずだぞ!すげーなオイ。とうなった。


地獄谷
御前小屋から雷鳥坂を1時間程下る。ナカナカの急坂だが室堂平、地獄谷、が綺麗に望めて楽しみながら歩いた。
地獄谷まで来ると観光客が多くなる。重い荷物を背負ってクサイ登山者は少ない。
さっさと観光ポイントを抜けて室堂に行く事にしたが、俺等が通る場所はみくりが池だのなんだのあり、
更に更に観光客が増えるのだった。


黒部平からの下山
室堂駅からトロリーバスに乗りロープウェーで下って黒部平に着いた。
連休の中日で絶好の観光日和であり、乗り物はどれも満員で並びまくりであった。
満員電車のようなケーブルカーで黒部ダムまで行く事がうんざりした事と、動き足りないと感じた事で登山道を下る事にした。
ケーブルカーがあるから歩く人間が少ないのだろう。道は整備状況が悪く、たくさんの倒木がある。
標高も低くなったので暑い。おまけに虫が多くヒロミは『今までの道で一番コワイ!』と言っている。
俺は俺で汗でチンポジが悪くなり股が磨れて鬼のような痛みが襲ってきた。
40分程で黒部湖の畔に着いた。ここはここでなかなかの景色であった。

ヒロミは立ちながら寝ると言う新技を開発w

扇沢へ到着
トロリーバスに1時間程並んだ。TDLのようにヒトが居る。登山客は無茶苦茶少ない。
小奇麗な格好をした人達が密集して居る所に俺は異臭を放ちながら立っていた。
これが旅の中で一番キツかった。
ディズニーランドの様な扇沢駅を抜け出し駐車場に着くとホッとした。
扇沢から一番近い温泉は間違いなく混んでいると思い、木崎湖温泉まで足を伸ばす。
これが大正解。
①空いている。②サウナがある。③広い浴場
3拍子揃っていたのだ。

温泉の後、糸魚川に向かいキトキト寿司という回転寿司に入った。
3日間チープな物ばかり食っていた俺等はタクサンのビールを飲み皿の色を見ずに好きな物をたらふく食った。

進路の迷い
さてやる事が無くなった俺は迷いに迷った。
明日以降2日間まるまる休日があるのにこのまま帰るのはあまりにも勿体無い。
色々な案を思いつくまま挙げてみた。
①能登半島の先っぽに行く
②木曾方面まで南下し木曾御岳に登る
③新穂高温泉まで行き焼岳に登る
④蓼科山に登る
⑤菅平まで行き四阿山に登る
⑥近所の雨飾山に登る
天気だけを考えれば翌日の新潟地方の天気予報が雨だ。南下した方が良さそうである。

しかし南下して中央道方面から帰るのが億劫であった。④や⑤は自宅からすぐ行けるしなぁ。
恐ろしいニオイのシャツをもう一度着るのも、ためらう。。。
明日の山の選択は決められずに眠りについた。
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北アルプス登山2日目 9/17

2005年09月24日 | 
剱岳を出発!
4:40に起きる。気温は8度位か。劔を望むと暗いながらもクッキリしたシルエットが見えた。
前劔の中腹に光が見える。きっと早起きの登山者がヘッドライトを点けて歩いているのだろう。
朝食に焼きそばとスープを摂る。冬山と違い暖かい。
俺達はテント場の中では遅めの出発であった。改めて熟達者が多い山だと感じた。

剱沢キャンプ場の水は生水で飲めない。これがなかなか困った。
剱に登る前に水が1L位しか無かったが途中の剱山荘で汲む事にした。剱山荘以降の5時間は水場が無いのだ。
ヒロミのザックを俺が背負い、アタック用の亀ザックをヒロミが背負い軽装で出発!

昨日と違いスゴク軽い。
すばやくガレ場を下り30分程で剱山荘に着いた。

剱山荘で水場を探すが無い。小屋にお金を払って中で汲むのだろうか?
時間も惜しいので、1Lの水で頑張る事にした。

剱山荘から緩やかな登りが始まった。出来るだけゆっくり歩くがあっという間に一服剱の小さなピークに着いた。
北西方向に富山平野の町並みが見え東には後立山連峰が並んで見える。


そして眼前に前剱だ。大きな壁に見えるのだ。デカ過ぎ!



前剱の大壁
壁をボーっと見ていると、人間が見えた。
赤や黄色の服を着た人達が蟻の様によじ登っていたのだ。
『あーあ。あんな角度の所登れるのかよ?』とややビビッテ来る。

ビビリを押さえて一服剱のピークを一旦下って急登が始まる。
今までのように足だけではなく、手も使いながら登らなくてはいけない所もタクサンあった。
注意せにゃならんのは、ガレ場所に浮き石が多く落石の恐れが多かった。

ただ登り始めると急登ながらもそんなに恐ろしい所は無かった。
ダラダラと歩くだけで登るより手を使って登る方が気持ちが楽であった。
この頃にはペースもつかめてスピードも速くなったと思う。何組ものパーティーに先を譲ってもらった。
ひたすら手足を使い1時間位登っただろうか、前剱のピークに着いた。
後を振り返ると剱沢のキャンプ場と別山尾根が見え、手前下方に一服剱がクッキリ見える。


残念ながら剱ピークはガスで隠れてしまった。

剱岳登頂
前剱から先の登りは鎖も出てきて、下山ルートと登りルートが分かれている箇所が多くなる。
特に恐ろしい場所も無い。カニのタテバイは大いにビビっていた。
前方のパーティーの誰かが落石をしたらしくなにやら騒がしくしていたので一層ビビル。
鎖に取り付くと前のおじさんに追いつかないように登った。
追いつかれるとあせってしまい、事故を起こしやすいからだ。
イツ怖い場所が来るのだろう?とドキドキしながら登ったら鎖場は終わってしまった。やや拍子抜け。


話が前後するが、前剱の後に『門』と呼ばれる鎖場があったが、その手前の柵の無い橋が一番怖かった。
ヒトに見られていない事を確認して座りながら通過した(恥)

カニのタテバイを通過し、10分位歩き頂上にたどり着いた!
念願の剱岳だ!20人位の登山者が居て皆嬉しそうだ。途中で会った人たちとも頂上で会い
『おーやりましたねぇ!』と声を掛け合った。
中には昨日のトロリーバスで一緒の人も居たりする。辺境の地で仲間意識が芽生えて皆、仲良くなれるのだ。



まぁしかし、ガスで景色は無い。源次郎尾根の方を見下すといかにも危険そうなルートだと言う事が分かる。
昨日会ったメットのニイサンはここを登っているんだ。スゲーナ。

頂上の祠でお参りをし昼食(カロリーメイト、カキピー)を摂り下山を開始した。。

下山時の絶景
頂上から程なく歩くとカニのヨコバイに着いた。ここが一番怖いと聞いていたので心してかかる。
が、前方の2人夫婦が苦戦しているようで、ナカナカ進まなかった。
おばちゃんを焦らせないように5m位手前で待機。
おばちゃんの通過を待って一歩目の足場を探す。やや右側に足場を見つけ程なく通過。
チョット拍子抜けだったが、油断しないようにした。危険な所を通過した後、ホッとして事故があるのだ。
しかし妙義の金洞山に登っていて本当に良かったと思う。
あそこは今でも怖いから恐怖を克服しに今後も登りに行きたい。

カニの鎖を抜けると天気がよろしくなって来た。
前剱からカニのヨコバイを見ると渋滞しており、壁にアリンコがつたっている様だ。
横を見ると後立山連峰の唐松、五竜、鹿島槍、がクッキリと見え美しい。
『美しい』って言葉を発する柄では無いがそれしか思い浮かばないのだ。
二人で『今度はあっちから剱と立山を見たいなぁ』と話していた。
悔しい事に上を見ると剱の本峰も綺麗に出てきた。しかし間近の剱は荒々しくそしてデカイ!

『剱』だなんてウマイ命名をしたもんだ。これが見えただけでも天気に感謝である。

まったりのテント場
剱山荘で美味しい水をタクサン汲み、剱沢の我が家に帰ったきた。
このテントを撤収して室堂に戻ろうと思えば戻れる。温泉も入れる。
しかし、剱の威容から離れたくないので、天場に留まる事にした。
と言うのはカッコイイ言い訳だ。
一番の原因は重い荷物を持って別山尾根を登りたくなかったのだ(笑)
剱を見ながら食事を摂り、テント内で読書をしたりした。

3連休で天気も良いせいもあり天場には続々とテントが建っていった。
100張り近くはあったのではないだろうか。
晩飯に米を炊いたがナカナカウマく炊けて満足であった。
しかし、この山行は食べすぎじゃないのか?

19:00頃、皆寝る頃だが近くのテントがなにやら騒がしい。
『ハッピーバスデーツーユー♪』と野郎3人位の声が聞こえてきた。
『エーマジ?マジ?ありがとう!!!』とか聞こえてくる。
更に『エー???山だよ?なんでこんなものあるの?』と驚きの声。
きっとケーキでも用意していたのだろう。
ナカナカ騒々しかったが周りのテント場のヒト達は文句を言わなかった。
人里離れたこの場所でほのぼのした時間が更けていった。
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北アルプス登山1日目 9/16

2005年09月23日 | 
テンション上がる扇沢入場
豊科ICを降りると、山間の町に出る。比較的低い山だと思いながら走っていた。
しかし、雲が切れて低山の更に先に高い山が見えた。北アルプスの常念山脈あたりだろうか。雄大な高さに感動。
睡魔も吹っ飛んでテンションが跳ね上がった。天気予報では今日、明日、が勝負のようだ。今日中に室堂に向う事にした。

2つの山脈の地下を潜る
扇沢には6:30頃到着した。ここからが始まる。
3年前の一人旅で黒部ダムに来た時、登山者を見て『物好きな人が居るもんだなぁ』と思ったのだ。今は自分がそっち側に居る事が不思議である。

室堂へは乗り物を乗り継いで行く。トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、またトロリーバス。ってな具合でまことに遠い。
扇沢は北アルプスの東側。ここから後立山連峰、立山連峰、と2つの大きな山脈を越えてやっと北ア西側の室堂に着くのだ。
黒部ダムに着くと天気は絶好であった。果てしなくデカイ黒四ダムを上から眺めたりした。

北側に白馬岳が見えて、深い谷の下に黒部川が流れていた。
そして正面には大きな大きな立山だ聳え立つ!

感激もそこそこにケーブルカー、ロープウェー、に乗り込み上へと向う。ダムまでは観光客も多かったが室堂に行くのは登山客の方が多いだろうか。
ロープウェイから降りると後立山連峰が大きい。鹿島槍、赤沢岳、針ノ木岳、が目の前に迫るように立っていた。

室堂から立山
室堂に着くと観光客で賑わっていた。相当有名な観光スポットらしい。
天気は晴れまくりで立山が雄大に聳えている。
水を汲み、喧騒から逃げるようにして第一目標の一の越に向った。
歩いてると後がなにやら騒がしい。振り返ると100名位の中学生団体だ。立山に登るのだろう。
団体に飲み込まれないようにペースを上げる。しかし久々のテント箔の荷物だ重い!17キロあるかあらなぁ。。。

一の越の後は急登が始まった。一の越までの緩やかな観光ルートより、急登の方がなぜか楽であった。
途中後を見下ろすと一の越で中学生団体が楽しそうに休憩していた。

最初のピーク雄山には難なくたどり着き、最高峰の大汝山では昼食を取った。
ここから剣沢に向ったが、長い稜線歩きだ。途中ガスで視界が悪くなり方向が分からなくなりそうだったが、
コンパス、地図で冷静な対処が出来たと思う。
尾根上で出会ったソロ登山のニーサンと話したが、源次郎尾根から劔に向うらしい。思いっきりエキスパートコースだ。
地図にはルート書いてないもんなぁ。どおりでメット持っているわけだ。
更に更に歩いていくと雷鳥に出会う。白い羽根が生えかけている。白い羽根は初めて見たので嬉しかった。
別山への巻き道は『危険』と標識がありチョットビビったが少々の壁?をクリヤして難なく通過できた。残雪期には危険らしい。

剣沢キャンプ場
別山尾根から物凄い急坂を下ってキャンプ場に着いた。しかしここから見る劔は筆舌につくし難いほど景色だ。
デカイ、勇ましい、稜線が鋭く、なんでしょうか。日本ではないみたいで俺はひたすら感動するしかなかった。
周りの方達は山の熟達者ばかりのようだ。
おじさんおばさん、カップル、ソロ、が20くらいのテントがあるだろうか。
メット、ザイル、を持っている若い女性2人組もいたのは驚いた。
テントを張り食事の準備をする。2人組で4人用テントだ。かなり広く快適だった。重い物に耐えて良かった。
19:00には横になる。他のテントも皆、寝ているようだ。
ヒロミはフリースの袖を靴下代わりにしてシュラフに入いる。
というような素晴らしく実用的な新技を開発していた。
モチロン俺も真似させてもらう。
明日の劔登頂にワクワクしながら眠りについた。
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無事帰還!

2005年09月21日 | 
しかしまぁなんと言いましょうか、色んな出来事だらけで非常に有意義な旅が出来たのだ。
しかし山に登って景色を見ると、宿題ができて困る。
立山付近で6つ位の100名山を見たが全部登りたくなったのですな。
詳細は今度時間がある時に書こうかと思う。

やっぱ山は良いよね

これもSNGのお陰だよ。と感謝。
やつの所に行って掃除したら速攻で雨降っちまった(苦笑)
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出動

2005年09月15日 | 
出発直前までバタバタ忙しかった。
迷ったあげく、扇沢からトロリーバスに乗って富山側に行き、立山と劔を楽しむ予定となった。
さすがに4日行動となると食料が多くなるのだ。ザックはパンパン。
一番重い荷物は自分の胴まわりに付いた脂肪だ。
マジの話3~4人用のニューテントがスンゴク重い。
しかし今までのテントより快適な生活を送れるはずだ。
前日にパッキングしたが2時間位かかってしまった(汗)

さーて文明社会からしばし離れてのワイルドな冒険の始まりだぁ!
行ってきます!

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野球

2005年09月12日 | スポーツ健康
日曜日の日中に野球をやったのだ。俺は10年以上草野球をやっているのだ。
相手チームのピッチャーはサウスポーで市内ではナカナカの有名人。ストレートが速くカーブもキレ良く落ちる。
2ストライクからのカーブは伝家の宝刀と言っても良く、ハッキリ言って打てない。
プロ野球のイメージでは石井一にダブルのだ。モチロンプロ野球選手のイメージにダブルようなピッチャーは草野球では稀少である。
過去10年位対戦してるが、打った記憶が無い。

今回の試合は奇跡的に1点先制した。
ハッキリ言ってチャンスだ。今回勝たねばもう勝てないんじゃないか!?という空気だ。
さらに更に尚リードの場面、満塁で自分の打席が回ってきた。
舞台は整った。これでかっ飛ばせば俺のヒーローインタビューは確実だ。ヒーローインタビューはウソだ。
しかし、あれよあれよと2ストライクに追い込まれて、『あーまたカーブがくるんだなぁ。三振かぁ』と言う空気がドンヨリと流れる。
思っていたとおりのカーブが来た!!!!
何とか食らい付いてファールチップ!
心の中『おおおお当たった!イイゾイイゾ!』
もう1球の勝負球は・・・・またカーブ!
球筋をみて3塁方向に強いあたり!しかしファール!
心の中『ぬおーーーー』かなりエキサイトしてくる。

最後の球をピッチャーが投げた!今度はストレートだ!
ドリャー!!!!!と声を出して打つ俺。

結果はボテボテのサードゴロ。
しかし一塁へ向かって怒声をあげて走りまくったら、なんとファーストがエラー!!!!!
頭が混乱したが、とにかく追加点が入った!
結果これが勝利に結びつき草野球版の石井一に勝ったのだ!
まぁ
これではヒーローじゃないね。でもこんなんが俺らしいかな。

祝勝会のキンキンに冷えたビールは最高にウマカッタのだ!
山も良いけど、たまにはこんなチームスポーツもイイヤネ~。

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結婚式

2005年09月11日 | 仲間・友人
今日は野球仲間の結婚式であった。
ヒルトンのスンバらしい部屋の豪華な卓。
おまけにTVに出ている手品師まで用意されておりました。
サプライズだかでテーブルスピーチを頼まれたのだ。
しかしまぁああいうのって笑わせようとすればするほどスベルから難しいですな。
友人Tクンはあんなん天才的にウマイのだ。羨ましい。
しかしまぁやっぱヒトの結婚式はイイデスネー。

同じ卓に座ったのがもう15年来の仲間ばかりだったのだ。
一緒に学生時代からのワルサばかりやってきた。
10数年前の飲んでる席では・・・
『自分が南井ならオグリとタマモどっち取る?』だとか
『ハネマンよりザンクを何回も上がる方が・・・』だとか
『まぁたアグリが電気系統でリタイヤだぁ』だとか
遊び等の話で熱中論議をしたもんだ。
時にはカラオケで暴れすぎて出入り禁止になったりもしたなぁ。
まぁならず者でありますね。

しかし今日のトークの内容は違うのだ。
『やっぱ外食はしないよね。家の料理がウマイヨ。安いし。』だとか
『家を買うなら土地を先に買う方がイイヨ』だとか
『子供の夜泣きにはウズキュウメイガンだね』だとか
『アトピーの為に無農薬野菜を買ってるけど、エレータケー!』だとか
皆既婚者になっていて、平和な家庭持ちの会話になっていたのですね。

この事について否定的な意見は無いんです。自分でも驚く事に。
みんな家庭を守ってく為、身体張って仕事を頑張っているのだなぁ。
と思い、感慨深くなってしまった。

結婚した主役に『おめでとう。頑張れ!』なぁんて言ったけど
内心、俺も頑張らなきゃな!なぁんて思ったりしたのだ。
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悩む

2005年09月09日 | 
やっとこ美味いご飯がコッヘルで炊く事が出来た。
会社ワンゲル部出身クンにどうやったら美味く炊けるの?と聞いたところ、
もっとも説得力のある答えが返ってきた。
『回数こなすしかナイっす!』
今回は美味く出来たけど、山の上行くとまた違うんだろうなぁ。

さて、来週の連休に立山&剣の山行を計画している。
前後にも休日を取っている為、5日間あるわけで日程を持て余してしまう。
そこで他に4、5日間位あそべるルートを探しているのだ。

・槍ヶ岳~奥穂~西穂のメチャ峻険ルート
 このルートは以前からやりたかったのだが、妙義を敗退した今、チョッと不安がある。

・広河原から仙丈ケ岳、塩見、間ノ岳、北岳、の南アの欲張りルート
 このルートも絶対やりたい!しかし、北アへのこだわりも捨てがたい。

・立山~剣の後に黒部渓谷の下の廊下をさかのぼる
 どこかの誰かが『黒部の渓谷美は世界一だ』と言っていたのが気になっているのだ。

今までテント箔を何回かしたが、間違いなく思い出深い旅になるのだ。
さーてどれにするかな。ニヤニヤしながら悩んでいるのだ。
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