あんまの新あそび日記

平凡ではない50代リーマンです
育児に奮闘しマネーの勉強を続け
家庭生活全般の事を書き綴っております

北アルプス登山1日目 9/16

2005年09月23日 | 
テンション上がる扇沢入場
豊科ICを降りると、山間の町に出る。比較的低い山だと思いながら走っていた。
しかし、雲が切れて低山の更に先に高い山が見えた。北アルプスの常念山脈あたりだろうか。雄大な高さに感動。
睡魔も吹っ飛んでテンションが跳ね上がった。天気予報では今日、明日、が勝負のようだ。今日中に室堂に向う事にした。

2つの山脈の地下を潜る
扇沢には6:30頃到着した。ここからが始まる。
3年前の一人旅で黒部ダムに来た時、登山者を見て『物好きな人が居るもんだなぁ』と思ったのだ。今は自分がそっち側に居る事が不思議である。

室堂へは乗り物を乗り継いで行く。トロリーバス、ケーブルカー、ロープウェイ、またトロリーバス。ってな具合でまことに遠い。
扇沢は北アルプスの東側。ここから後立山連峰、立山連峰、と2つの大きな山脈を越えてやっと北ア西側の室堂に着くのだ。
黒部ダムに着くと天気は絶好であった。果てしなくデカイ黒四ダムを上から眺めたりした。

北側に白馬岳が見えて、深い谷の下に黒部川が流れていた。
そして正面には大きな大きな立山だ聳え立つ!

感激もそこそこにケーブルカー、ロープウェー、に乗り込み上へと向う。ダムまでは観光客も多かったが室堂に行くのは登山客の方が多いだろうか。
ロープウェイから降りると後立山連峰が大きい。鹿島槍、赤沢岳、針ノ木岳、が目の前に迫るように立っていた。

室堂から立山
室堂に着くと観光客で賑わっていた。相当有名な観光スポットらしい。
天気は晴れまくりで立山が雄大に聳えている。
水を汲み、喧騒から逃げるようにして第一目標の一の越に向った。
歩いてると後がなにやら騒がしい。振り返ると100名位の中学生団体だ。立山に登るのだろう。
団体に飲み込まれないようにペースを上げる。しかし久々のテント箔の荷物だ重い!17キロあるかあらなぁ。。。

一の越の後は急登が始まった。一の越までの緩やかな観光ルートより、急登の方がなぜか楽であった。
途中後を見下ろすと一の越で中学生団体が楽しそうに休憩していた。

最初のピーク雄山には難なくたどり着き、最高峰の大汝山では昼食を取った。
ここから剣沢に向ったが、長い稜線歩きだ。途中ガスで視界が悪くなり方向が分からなくなりそうだったが、
コンパス、地図で冷静な対処が出来たと思う。
尾根上で出会ったソロ登山のニーサンと話したが、源次郎尾根から劔に向うらしい。思いっきりエキスパートコースだ。
地図にはルート書いてないもんなぁ。どおりでメット持っているわけだ。
更に更に歩いていくと雷鳥に出会う。白い羽根が生えかけている。白い羽根は初めて見たので嬉しかった。
別山への巻き道は『危険』と標識がありチョットビビったが少々の壁?をクリヤして難なく通過できた。残雪期には危険らしい。

剣沢キャンプ場
別山尾根から物凄い急坂を下ってキャンプ場に着いた。しかしここから見る劔は筆舌につくし難いほど景色だ。
デカイ、勇ましい、稜線が鋭く、なんでしょうか。日本ではないみたいで俺はひたすら感動するしかなかった。
周りの方達は山の熟達者ばかりのようだ。
おじさんおばさん、カップル、ソロ、が20くらいのテントがあるだろうか。
メット、ザイル、を持っている若い女性2人組もいたのは驚いた。
テントを張り食事の準備をする。2人組で4人用テントだ。かなり広く快適だった。重い物に耐えて良かった。
19:00には横になる。他のテントも皆、寝ているようだ。
ヒロミはフリースの袖を靴下代わりにしてシュラフに入いる。
というような素晴らしく実用的な新技を開発していた。
モチロン俺も真似させてもらう。
明日の劔登頂にワクワクしながら眠りについた。
コメント (2)
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