わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

【お金よりも自由度がほしい】 ~つくづく泰阜村の教育力に感動する~

2017年05月08日 | 私のルーツ・私の物語
今日は私の誕生日。

直前に姉が亡くなり、あまりお祝いの気分でもない。

しかし、それでも新しい一年が始まる。

まずは、タフな身体に産んでくれたおふくろに、感謝したい。



改めて、私の新しい一年の挑戦を紹介したい。









泰阜村は、「教育」をど真ん中に据えた村づくりを展開することによって、次の時代を生き残っていくつもりだ。

世のため人のために行動を起こせる人材を輩出し続ける村。

そんな戦略を進めるために、私は昨年度から「泰阜村総合戦略推進官」を拝命されている。

私に期待されているのは、「教育立村」の土台作り。

観光でもない、企業誘致でもない、「学び」によって自律的な地域になるための戦略作りと、その着実な実行を期待されている。

村からの給料はゼロ。

私の方から「いらない」と言った。

お金よりも自由度がほしい。

「私のようなNPO実践者を庁舎の中に置いておくよりは、野に放った方が良い成果を出せる」という訴えを、この村は受け入れてくれた。

まあ、実際は、勝手に名乗っているだけだが(笑)


村とNPOのハイブリッドな人材を、この地域が産み出してくれた。

つくづく泰阜村の教育力に感動する。

そのおかげで、今年は縦横無尽に動けている。

私はNPO代表理事として全国を駆け巡るが、同時にその言動には村の政策実現の責任も伴うことにもなる。

それを重荷に感じるのか、可能性と感じるのかは大違いだ。

少なくとも私は、このハイブリッドな立場を「可能性」として捉え、小さな村が教育によって自律するための方策を日々考えている。



昨年の46歳の一年は、私にとって大きな意味を持つ変化や朝鮮の1年になると勝手に想っていた。

事実、そうなっている。

47歳のこの一年も、挑戦の日々である。


代表 辻だいち



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