わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

いわき送迎(8/8)のスタッフからこどもたちへ

2011年08月10日 | 震災支援:山賊キャンプ招待
 福島県いわき市から泰阜までバスで片道7~8時間。

 8月8日も、バス会社の皆さん、NPOグリーンウッドのキャンプボランティアの青年が、送迎に大活躍しました。

 まずはいわき市⇔泰阜村の往復1060km(!)を往復してくれた運転手の方々。

▼「ファイトー」と言ったら「いっぱ~つ」と応えてくれました(笑)


いわき市の常磐交通の運転手のお二人。まるで漫才師のようなマシンガントークで、車中は退屈しなかったと聞いています。

運転手の皆さん、プロとはいえ長距離の運転本当にお疲れ様でした。本当に、本当にあり
がとう!

※震災で、バス会社の仕事が激減したようです。キャンプ送迎もバス会社の仕事。間接的にバス会社への支援にもなりました。よかったよかった。まさに「困ったときはお互い様」


そして、8月5日~8日のコースに参加したこどもたちがいわき市に帰ります。

▼いわき市へ出発。また来いよ~


▼車中、まずは寝ちゃったようです。疲れたんでしょうね。


▼夕食は、泰阜村が用意してくれたお弁当です。


▼泰阜村の農家からいただいたお土産の野菜だーっ!




▼夜9時過ぎに無事いわきに着きました。バスのライトで解散式。



 今回、送迎担当してくれたのは、板橋香奈さん(キャンプネーム:かなぶん)と、川端さやかさん(キャンプネーム:かばてぃ)の2人です。

 かなぶんは、前回8月5日の送迎に引き続き2回目で、なんといわき市⇔泰阜を運転手と共に往復してくれました。泰阜村に降り立ったのはたったの15分程度! 本当にお疲れさまでした。

 かばてぃは、昨年から参加しているボランティアさんです。遠い鹿児島県の離島出身で、現在は関東地方の市役所職員さんです。彼女も送迎のためだけに東京から泰阜に来て、着いて30分後にはバスに乗っていわきに行ってくれました。本当にお疲れさまでした。

 2人は、今回の送迎にあたっての感想を寄せてくれました。



 年齢の隔たりもなく、12人みんなが仲良しで、バスの中も笑い声が絶えませんでした。
 パーキングエリアでは「ずっと運転していて運転手さんかわいそう。」という優しい子どもも。
 きっと、この夏1番の思い出になったのではないでしょうか。みんなの日焼けした笑顔を見て、そう思います。
 この笑顔がご両親、そして私たち大人にとって本当に大切な宝物。
 みんなに“ありがとう”の気持ちでいっぱいです。(かばてぃー)



 今回の福島からのキャンプには、昨年まで山賊キャンプに参加していた1人の少年が思いを綴った手紙があったとスタッフの方に聞き、そのつながりが素晴らしいと感動しました。
 まず、その少年が諦めずに自分の思いを伝えるというアクションを起こしたこと。
 そして、1人の少年の思いを大切に受けとめ、大人たちが(グリーンウッドのスタッフの方々)が実現するために西へ東へ奔走したこと。
 泰阜村の方をはじめ、いろんな方がたくさんたくさん協力をして下さったこと。(バスの中で、お土産の野菜、家族と食べられると本当に喜んでいました。)
 福島の保護者の方も応援して下さったこと!(いわきの皆さん!トイレと毎回のキャンプの見送りとお出迎えありがとうございます!)
 結果、この夏、福島の子ども達のたくさんの笑顔を見ることが出来たこと!!!!

 いろんな方々の思いがたくさん詰まったこのキャンプに微力ながらも携わることができ、人と人のつながりやあたたかさを感じ、私自身もまた明日からも頑張っていこうと思いました。
 本当にみなさん、ありがとうございました。
 粘り強く今の状況を耐え、思いを発信できる子ども達がいること、その思いを大切に受け取って実現しようとする大人たちがいることは絶対、福島の未来は明るい!!と思います。間違いないっ!
 1人じゃない!仲間がいるぞ!
 私もこれからもずっと一緒に出来る形で応援していきたいと思います。(かなぶん)


 
 たくさんの人々の想いと支援が集まるのが山賊キャンプ、そしてフクシマのこどもの招待キャンプです。

 そして同時に、関わった人々すべてに、「学び」があるのも山賊キャンプ、そしてフクシマのこどもの招待キャンプです。

 かなぶんとかばてぃー、本当に、本当にありがとう!

代表 辻だいち











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