NPOグリーンウッドは、これまでも度重なる災害に対して、特に被災児童への支援を行ってきました。今回は、2004年に発生した中越地震のときの被災児童招待キャンプにについて、当時の新聞記事を紹介します。
昨年、地震や集中豪雨に見舞われた新潟県長岡市と福井県美山町の小学生計三十三人が二十九日から三日間、泰阜村を訪れ、同村の小学生と「ふれあい子どもキャンプ」で交流する。これまで同村は阪神大震災の被災者を招いてのキャンプや長岡市での雪かきボランティアに取り組んでおり、村内有志による実行委は「被災地を縁とした支援と交流の輪がさらに広がれば」と期待している。
自然災害を体験した子どもたちに、川遊びなどの自然体験を通じてもう一度、自然の素晴らしさを伝えたい-と企画した。
キャンプには、長岡市や美山町からは小学校二年生から六年生までの子どもたちが参加を予定。同村の小学生十一人も一緒になり、渓流でアマゴをつかみ取りしたり、同村の屋外スポーツ施設「あいパークやすおか」でキャンプをしたりする。
同村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが運営する「だいだらぼっち」で山村留学をしていた長岡市の中学生や、十年前に阪神大震災に被災し同法人が山村留学で受け入れた兵庫県西宮市と芦屋市の二十歳の学生二人も参加。被災した子どもたちを支援するとともに、お世話になった村に恩返しをしたい-とキャンプリーダーを務めるという。
「長岡には今でも仮設住宅で暮らす子どもがいる」と実行委。同村は東海地震が起きた場合に孤立することも予想され、「村の子どもたちにとっても、災害を身近に感じてもらう機会になれば」と話している。(終)
阪神大震災で、NPOグリーンウッド:暮らしの学校「だいだらぼっち」(山村留学)で長期に受け入れたこどもが、この中越地震被災児童招待キャンプを支えてくれました。
困ったときは、お互い様。この精神を、この東日本大震災の支援(だいだらぼっち受け入れ、山賊キャンプ招待)でも伝えていきたい!
2005年(平成17年)7月28日(木曜日) 信濃毎日新聞
新潟県長岡市・福井県美山町
被災地の子 泰阜に招待
村内有志企画 あすから地元児童と交流
被災地の子 泰阜に招待
村内有志企画 あすから地元児童と交流
昨年、地震や集中豪雨に見舞われた新潟県長岡市と福井県美山町の小学生計三十三人が二十九日から三日間、泰阜村を訪れ、同村の小学生と「ふれあい子どもキャンプ」で交流する。これまで同村は阪神大震災の被災者を招いてのキャンプや長岡市での雪かきボランティアに取り組んでおり、村内有志による実行委は「被災地を縁とした支援と交流の輪がさらに広がれば」と期待している。
自然災害を体験した子どもたちに、川遊びなどの自然体験を通じてもう一度、自然の素晴らしさを伝えたい-と企画した。
キャンプには、長岡市や美山町からは小学校二年生から六年生までの子どもたちが参加を予定。同村の小学生十一人も一緒になり、渓流でアマゴをつかみ取りしたり、同村の屋外スポーツ施設「あいパークやすおか」でキャンプをしたりする。
同村のNPO法人グリーンウッド自然体験教育センターが運営する「だいだらぼっち」で山村留学をしていた長岡市の中学生や、十年前に阪神大震災に被災し同法人が山村留学で受け入れた兵庫県西宮市と芦屋市の二十歳の学生二人も参加。被災した子どもたちを支援するとともに、お世話になった村に恩返しをしたい-とキャンプリーダーを務めるという。
「長岡には今でも仮設住宅で暮らす子どもがいる」と実行委。同村は東海地震が起きた場合に孤立することも予想され、「村の子どもたちにとっても、災害を身近に感じてもらう機会になれば」と話している。(終)
阪神大震災で、NPOグリーンウッド:暮らしの学校「だいだらぼっち」(山村留学)で長期に受け入れたこどもが、この中越地震被災児童招待キャンプを支えてくれました。
困ったときは、お互い様。この精神を、この東日本大震災の支援(だいだらぼっち受け入れ、山賊キャンプ招待)でも伝えていきたい!
代表 辻だいち