わが大地のうた♪

NPOグリーンウッド代表理事:辻英之(だいち)が今、南信州泰阜村から発信する炎のメッセージと…日々雑感!

福島県知事からの手紙

2011年06月16日 | 応援団より
 福島県知事から手紙が届きました。

 暮らしの学校「だいだらぼっち」(山村留学)に福島市のこどもを1名受け入れたことのお礼だろうか、ずいぶん早いな、と思いました。
 中身を見ると、どうやら直接的なお礼ではなさそうです。


▼福島県知事からのお礼状(写真をクリックすると拡大できます)




 福島県教育庁(教育委員会)のホームページに、全国から申し出のあった避難民・被災児童受け入れ情報一覧があります。そこにわれわれNPOグリーンウッド・暮らしの学校「だいだらぼっち」の山村留学における被災児童受け入れの情報も掲載されていました。

 今回のNPOグリーンウッドの震災支援における福島県のカウンターパートであるNPO法人あぶくまエヌエスネット。その理事長の進士さんが、福島県教育庁をはじめあちこちの行政、マスコミ、民間団体などにNPOグリーンウッドの情報を発信してくれたためです。

 福島県教育庁に確認したところ、県知事からの手紙は、一覧に掲載された団体に、受け入れの有無は関係なしに、まずはのお礼ということでした。

 絶望的な状況に陥った被災地。いつも犠牲になるのはより弱い人たちです。特にこどもは常に犠牲者でしょう。
 しかし、今こそこどもたちと未来や希望を語らなければ。共に未来・希望を語るのが教育です。そこに官民の壁はありません。大人が力を合わさなくて何がこどもの教育でしょうか。
 行政の動きが遅いと聞きます。民間も決して早いとはいえません。ここはぜひ、こどもの未来を語るために、大人が胸襟を開いてどんどん連携すべきです。

 泰阜村は、暮らしの学校「だいだらぼっち」(山村留学)で受け入れた被災児童、夏の信州子ども山賊キャンプに招待する40名の被災児童のため、村の人が官民関係なく、力と気持ちをあわせます。


代表 辻だいち

最新の画像もっと見る